ベンチャー特集

私の親族は、父を始め、従兄弟に至るまで経営者ばかりでしたので、小さい頃から「自分もいつか起業するのだろう」とぼんやり考えていました。大学を卒業する頃、本気で進路を考えていく中で、「人の人生に関わる仕事がしたい」と思い、大手ハウスメーカーへ就職。ただ、当時の私は素直に学ぶ姿勢がなく、どこか天狗になっていたのでしょう。その為、営業成績が思うように振るわず、上司からは叱られてばかり。仕事へのモチベーションが低下してしまった私は、「起業」を言い訳に4年間勤めたハウスメーカーを退職し、大手情報通信会社に「独立支援制度」を用いて転職しました。この転職を機に、少しづつ考え方が変わり、「次は教えて頂いた通りに、0からの気持ちで取り組んでみよう」と心に決め、日々の営業活動に奮闘します。2年が過ぎた頃、社内でTOPセールスマンとして表彰されるほどの成果を幾度も掴み、更なる勉強と、起業に必要なお金を貯めるべく、大手不動産会社へ転職。これまでの経験が活きたのか、退職時には支店で最高売上を収めていました。今振り返ると、ハウスメーカー時代の苦い経験があった為、今度は「逃げではなく、ポジティブな理由で次のステップへ進みたい」という強い想いが、この結果に繋がったのだと思います。その後、人材紹介会社の社長よりご縁があってヘッドハンティングを受け、経営ノウハウを学ぶべく転職しました。初の少人数企業へ就職した私は、業務のほとんどを自分一人でこなしていくうち、「今なら自分で経営できる」と感じたのです。その後、同業のベンチャー企業へ転職し更なる経営ノウハウを培った私は、2019年、満を持して合同会社Estrellaを設立しました。

弊社の事業は、「営業代行事業」と「Web制作事業」の２つから成り立っています。営業代行事業は、主にコールセンターの発信業務において、高い生産性でクライアントの売上に貢献出来ており、弊社のメイン事業となっています。サラリーマン時代の経験を活かし、「商品があっても売り手に困っている」という企業様のお力になるべく、この事業を立ち上げました。そしてもう1つのWeb制作事業においては、デザイン性の高いWebサイトを、圧倒的な低コストと、最短納期にて、弊社独自のご提案をさせて頂きます。営業代行事業に比べると、まだ立ち上げてから日が浅い事業ではありますが、これから一層力を入れていく予定です。また、どちらの事業においても、多くのお客様にご満足頂けるサービスとなるよう、”Client First”を心がけています。

「人をみる力」が他社様に比べ突出している点です。これがあるかないかで、採用・人事配置などに差があり、それはそのまま営業成果にも直結すると考えています。私は人材業界にも長く身を置き、これまで3,000以上の面談数をこなしてきました。そういった点でも、人を見る力には長けていると自負しています。それは単に「スキル」のみを注視するのではなく、「与えられる給料に対し、責任を持って仕事を全うすることができる人かどうか」を見極め、各業務で成果を出す事ができるか否か判断しているのです。同業界の中では、「実績に責任を持たない」企業も少なくないのが現状です。私たちは、実績が伴わなければクライアントへの請求を辞さない覚悟で取り組んでいます。逆に言えば、お任せ頂けた業務で売上をあげる事に絶対の自信を持って望んでおります。私自身の経験を最大限に活かした採用基準と人事配置により、様々な商材の拡販を可能にしていきます。

2つあります。1つ目は仕事とプライベートを別として考えないという事です。いつ、どこに「情報=チャンス」が落ちているか分からないですからね。仕事中も楽しみながら、そしてプライベートでもチャンスを見落とさないように幅広くアンテナを張り、常に情報キャッチすることを意識することを心がけています。仕事で知り合った仲間とゴルフに行ったり、プライベートの時間で得た情報が営業トークやマネジメントで使えたりする事もあります。アウトプットする為にインプットする事ができると、自分の成長に繋がりますよね。そして2つ目は「作業で終わらずに仕事をする」ということ。目の前の作業で仕事をした気にならず、そこからしっかりPDCAを回し、次の行動に移すこと。これは従業員にもよく伝えていることですが、私自身心がけていることです。

現在、弊社に在籍している従業員が一人１社、会社を設立して欲しいと思っています。というのも、弊社では独自の「独立支援制度」を設けており、設立前の私と同じように起業を夢見て、日々奮闘している方々がたくさん集まっています。私自身、ここまで様々な経験をしてきた中で、当然良かった事だけではなく、多くのトラブルに見舞われてきました。その苦い経験も、今では、これから起業していく人々の役に立つのではないかと思っています。今働いてくれている従業員ひとり一人が、最短の道のりで起業の夢を叶えられる会社でありたい。そのために、まずは3年以内に５社の設立を目標に、今もこの活動に取り組んでいます。