新宿御苑特集

ヴァイタル・インフォメーション株式会社

  • IT・コンサルティング

顧客には安定したパフォーマンスを
自らには革新へ挑戦するパワーを

ヴァイタル・インフォメーション株式会社代表取締役社長 淺田孝浩

ヴァイタル・インフォメーション株式会社 代表取締役社長 淺田孝浩

新宿御苑周辺の経営者が集まる「御苑会」初期メンバーである淺田社長は、ご自身のお住まいも徒歩圏内で、まさに新宿はホームタウン。毎朝誰よりも早く徒歩で出勤しているそうです。IT人材の育成に精力的で、新入社員の入社式では社長自らお笑い芸人のモノマネで場を和ませるのが定番だとか。社員の成長を見守る優しい姿勢が印象的でした。(インタビュアー 山根 聖美)

創業メンバーNo.2として大阪へ
がむしゃらに走り1期目から黒字化に成功

社長に就任するまでの経緯を教えてください

一部上場のIT企業に10年以上勤めていたところ、そこの副社長に「システム開発に強い新しい会社を作るからついてきてくれないか」と声をかけられ、1996年にヴァイタル・インフォメーション創業時の役員として入りました。創業者が考えた社名の「ヴァイタル(VITAL)」には二つの想いが込められています。ひとつは生命力や活気ある人材が揃っているという意味での「ヴァイタリティ(VITALITY)」。もうひとつは生命維持に欠かせない器官をあらわす「ヴァイタルズ(VITALS)」。これは社会になくてはならない企業にしたいという想いです。立ち上げメンバーは11人で、そのうち私は3人の部下を連れて大阪で事業をスタートしました。少ない人数でしたので、本業のシステム開発の傍らで総務・経理・人事のようなことや飛び込み営業もしたり、1人3役4役もやらなければいけない状態で、この創業期はまさにがむしゃらに走り続けていました。2年くらいは赤字覚悟なんて思っていたのですが、ありがたいことに1期目から利益を出すことができ、徐々に規模を拡大していくことができました。2003年に創業者の後を継いで社長となり、おかげさまで今年(2021年)で25周年。11人でスタートした社員も今は270人ほどに増えました。

顧客の業態に合わせたシステム開発
“チームヴァイタル”で多角的に対応

事業内容を教えてください

創業時は“顧客常駐型”でシステム開発をしていました。エンジニアがお客様の会社のシステム担当のような形で入るというスタイルです。今は常駐型に加え、自社で請負う“受託開発型”も積極的に取り入れ、1社に1人だけが担当するという形でなく、チームヴァイタルとして数人でお客様に対応しています。ECサイト、物流システム、販売管理系システムの開発・保守・運用・サポート業務や組み込みシステムの開発など、数多くの情報システムを提供しています。多くはセールスフォース社のSFA(営業支援システム)やCRM(顧客管理システム)をベースに、AWS(Amazon社のクラウドサービス)などを組み合わせ、お客様の業態に合わせて構築し、完成後の運用サポートも行います。業種は多種多様ですが、PCやインターネットを使って営業管理やお客様にアプローチしたいと前向きに考える、勢いのある業種の方が多いと思います。

「PCよりも人が好き!」
独自のIT人材教育プログラム

御社の強みはなんでしょうか

独立系のIT企業なので、お客様にとっては大手にはないコストパフォーマンスや、小回りの良さが強みとひとつだと思っています。大手に依頼していて、高くついて仕方がないと当社に相談に来られる方も多いですね。もうひとつ、会社として力を入れているのが人材教育です。毎年新卒採用も行っていますが、高度なIT人材を育てるために独自の「ヴァイタル三種の神器」と呼ぶ教育プログラムを実施しています。これは①早い開発速度で品質の良いシステム開発を行う「アジャイル系」②実は知らないエンジニアが多い「AI系」③顧客の経営課題や業務課題を解決する、いわゆるコンサルの意味合いを持つ「上流工程」―の3つです。教育に特化したスタッフがおり、社会人の“いろは”から始まり、次第に専門性のあるプロジェクト手法研修を行なっていきます。また、当社には「PCよりも人が好き」というスローガンがあり、採用の段階から人柄も重視しており、コミュニケーション力の高い優秀な人材が揃っていると自負しています。

生き方の多様性を重視するダイバーシティ経営
コロナ社会で一層すすむ

コロナ禍で、会社における変化はありましたか?

マイナス面はあまりありません。というのも、当社では「ダイバーシティ・マネジメント」(=社員の働き方や国籍・年齢・性別などの多様性を尊重する経営アプローチ)を重要な戦略のひとつとしており、個々の能力が最大限に発揮できる環境づくりを進めてきました。そのため、コロナ前からも結婚や出産、介護などで東京を離れたスタッフが世界のどこからでも仕事ができるようなリモート体制は進めていました。女性エンジニアの比率も30%を目標としていましたがすでに達成しました。コロナ禍によって在宅で働くことにさらに拍車がかかったので、今後も育児中の女性などが仕事と家庭を両立できる環境になるようサポートし、女性比率も50%を目指したいと考えています。外国人エンジニアも多く、現在はロシア人、中国人、過去にはギニア人のスタッフも活躍していたんですよ。社員一人ひとりにとってイキイキと長く働ける環境であることが、お客様に対する良いパフォーマンスを生み出すと考えています。ただ、「人好き」の社員が多いので、これまで集まって楽しんでいた会社の行事などもできない状況が続いているため、コロナ禍で唯一辛いのはそこですかね。

アングラな雰囲気が魅力の未知な街

新宿御苑にはどんな印象をお持ちですか

20年近く新宿御苑で働いていますが、まだまだ知らないところが多くて。アングラっぽいっていうのかな、一本奥の道に入れば、こんな所にこんな会社が!?と未だに思うこともあります(笑)。でも都会のど真ん中よりは閑静だし、ホッとするような安心感はありますよね。ヴァイタル本社も新宿一丁目から二丁目に移転した経緯がありますが、今のオフィスは複数の駅から徒歩で来られる位置にあり、とても便利です。

安定も革新も進化させ
社会に貢献するイノベーションシステムを

最後に、今後のビジョンをお聞かせください

当社が目指している経営ビジョンは「安定と改革のハイブリット企業」です。まずは独自の人材教育“ヴァイタル三種の神器”を使って優秀なエンジニアを育て、“失敗しないヴァイタル”とお客様に認識していただくこと。これにより既存の事業が上流高度化し、正当な対価をいただくことで社員の報酬が安定し、働きやすい環境になります。一方で、革新に向けた挑戦も同時に進めていきます。そのために2019年、新宿一丁目に「アジャイルセンター」を開設しました。ここでは、人工知能技術のニューラルネットワークをはじめとする、革新技術の定常的な研究開発をはじめています。たとえば、コロナ社会で非接触でもリアルのようなコミュニケーションが取れるシステムなどが現在プロジェクトとして動いています。この「アジャイルセンター」は、その他にも完成するまで門外不出の研究が数多くあり、特にコアな研究開発室は研究員3人と社長である私しか出入りできない“秘密基地”のような場所になっています(笑)。将来的にはここで生まれた当社のサービスが社会の課題を解決し、世の中に大きく貢献できるような企業に成長できればと思っています。

法人概要

社名

ヴァイタル・インフォメーション 株式会社

住所

◆東京オフィス 所在地
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-13-12 住友不動産新宿御苑ビル
本社 TEL:03-3354-8260 FAX:03-3354-6138
東京オフィス TEL:03-3354-6711 FAX:03-3354-4011

◆アジャイルセンター 所在地
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-13-1 大橋御苑駅ビル別館

◆大阪オフィス 所在地
〒541-0056 大阪市中央区久太郎町3-5-13 又一ビルディング
大阪オフィス TEL:06-6258-8882 FAX:06-6258-8872

事業内容

システムインテグレーション
クラウドインテグレーション
組み込み系開発
R&D

HP

vitals.co.jp

アクセスマップ

掲載日:2021.06.04

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