新宿御苑特集

野村政史司法書士事務所

  • 司法書士

顧客の悩みに真摯に耳を傾ける
まごころ感じる法手続きを

野村政史司法書士事務所認定司法書士 野村政史

野村政史司法書士事務所 認定司法書士 野村政史

柔らかな日光に照らされる、美しく可憐な花々や、壮大な大自然の写真たち。野村先生がご趣味で撮られている作品は、先生の人柄そのものを表すような優しいものばかりです。都会である新宿御苑のオフィスで尊敬するお父様の面影を感じながら業務に取り組む先生にとって、窓から少し見える御苑の緑は癒しのひとつだとか。記事中にある自然の写真は野村先生の作品です。記事とあわせてお楽しみください。(インタビュアー 山根 聖美)

平和産業で社会に貢献したい
弁護士の父が使っていた部屋で独立

起業までの経緯を教えてください

今は亡き父が弁護士をしており、かつてこの事務所が入っているマンションの下の階で法律事務所を構えていました。そしていま私が仕事をしているこの部屋は、平日家に帰れないほど忙しかった父が寝泊まりに使っていた部屋なんです。部屋の両脇の本棚にズラリと本が並んでいますが、半分以上は父のものですね。私自身も20代の頃、父の後を継ぐべく司法試験に挑戦していたのですがなかなか難しく、そんな折に司法制度改革でロースクールが設置され、旧司法試験の合格者枠が狭まることになりました。このまま弁護士を目指すかどうか悩んでいた時期、たまたま手にした本に、「弁護士は戦時産業で、司法書士は平和産業」という言葉を見つけたのです。つまり、弁護士の仕事は争いごとの存在が前提なので、依頼者のために一生懸命に仕事するほど、相手方からは恨まれるが、司法書士は、登記業務を行うにあたって、当事者双方から感謝されることはあっても、恨まれることは通常はないという意味です。それを読んで、たしかに困っている人のために戦う弁護士の仕事は素晴らしいが、自分は人と争うのが得意ではないし、むしろ当事者双方のために登記などの手続をしっかりやることで、紛争を予防する仕事がしたいと考え、司法書士に志望を転向することにしました。その後4年で司法書士試験に合格、高円寺にある司法書士事務所で働きながら2010年に司法書士登録し、数年後に独立を決めました。はじめは馴染みのある杉並区や中野区で事務所の物件を探していたのですが、ちょうどその頃、弁護士の父の片腕として長く働いていた補助者の方ががんで急死してしまったのです。困った父を助けたくて、新宿御苑の父の事務所で後任の補助者が見つかるまで、父の手伝いをすることにしました。その時分かったのが、80歳を超えても多忙を極める父の過酷な生活ぶりでした。そこで、今後のことを考えると父の近くで仕事をした方がいいだろうと考え、父が寝泊まりに使っていたこの部屋を父が仕事でいない間使わせてもらい、司法書士事務所を開業したのです。父が亡くなった後は私がこの部屋を相続し、今もそのまま使っています。

相続・売買などにともなう
不動産の所有権移転登記がメイン
会社設立、遺言書作成サポートも

業務内容を教えてください

現在は司法書士として登記業務をメインに行っています。登記にはいくつか種類がありますが、私は①不動産登記②商業・法人登記を得意としています。①はとくに相続により不動産の所有名義が移る際に行われる「相続登記」が多いですね。新たに不動産を購入する際の売買決済に司法書士として立ち会うこともあります。②は会社設立をはじめ、役員変更、商号変更、本店移転、増資や減資、会社の解散・清算など、ビジネスにおける様々な局面での登記手続を行っています。さらに、遺言書の作成サポート、遺産分割協議書作成などのほか、遺言書の検認申立書、特別代理人選任申立書、相続放棄申述書などの裁判所に提出する書類の作成も行っています。これらの仕事の多くは行政書士、税理士、弁護士など他士業の先生方、または不動産屋さんなどからの紹介をいただくことがほとんどです。

他士業連携で強力サポート
誠意ある対応でお客様の不安を払拭

御社の強みはなんでしょうか

司法書士になってまだ10年ほどで、自分としてはまだまだ修行の身でいるつもりなのですが、他士業の先生方との繋がりが多いことが強みでしょうか。お互いの専門性を発揮してスムーズに仕事を進めていけますし、人柄も素晴らしい先生方ばかりで、自分にとっても頼もしい存在です。また私自身は、困りごとを抱えたお客様に対し、専門家として丁寧に対応し、寄り添う気持ちをもって仕事をするように心がけています。情報化の時代、インターネットで調べれば、誰でも簡単に知識を得られるようになりましたが、それでも私たち士業が必要とされるのは、多くの人たちが自分の気持ちを聞いてほしい、分かってもらいたいと思っているからではないでしょうか。まずはそうした思いを受け止め、親身になって、理解していただけるまで丁寧に説明することが大切だと思っています。司法書士会が主催する無料相談会の相談員を担当することもありますが、そこでの出会いがきっかけでその後相談者の方が司法書士会を通して私の紹介を受け、ご依頼くださることもありますね。

四季それぞれの美しさを感じられる新宿御苑

新宿御苑でお仕事をしていて感じることはありますか?

仕事上では、新宿、新宿三丁目、新宿御苑のいずれの駅からも徒歩で事務所まで移動できるという、交通の便の良さが大きなメリットですね。お客様には埼玉や千葉、横浜方面の方もいらっしゃいますので、どこからでも来ていただきやすいし、私自身も行きやすいです。それとやはり新宿御苑の緑の多さは、元々都会が得意ではなかった私にとっては大きな癒しになっていますね。桜の時期、新緑の時期、紅葉の時期それぞれに魅力があります。私も時々、休みの日に新宿御苑に花の写真を撮りに行くことがあります。

会社設立登記に変化
ストレス社会なのでこれまで以上に穏やかに

コロナ禍で、仕事にどのような変化がありましたか

相続登記を中心とした不動産登記は、コロナ禍でもさほど案件に変化はありませんでした。ただ、会社設立登記に関してはやはり件数が少なくなったように感じます。コロナ禍の前に会社を作りたいと相談を受けていた方も、保留になったり、取りやめる方などもいたりしますので、社会情勢の変化を肌で感じています。事務所では入り口に消毒スプレー、接客スペースにアクリル板などを設置し、換気をするなどして対策しています。長引く自粛生活でストレスを感じている方も多いので、これまで以上に穏やかに、丁寧にお客様に接するように心がけています。

成年後見制度や死後事務委任契約など
人の人生に寄り添う仕事で貢献したい

今後のビジョンを教えてください

司法書士には登記業務のほかに、遺言執行業務や成年後見制度(認知症や知的障害・精神障害などによって判断能力が十分でない方のために、その方の身上監護、財産管理をする人をつける制度)に関する業務を行うことができます。またご自身が亡くなった後の葬儀や納骨などについての手配を任せることができる「死後事務委任契約」というものもあります。現在は登記業務がメインですが、身内を亡くされ相続登記の依頼に来られた方が「今後は自分が」と考えられ、遺言書の作成任意後見契約、死後事務についてもご相談いただくこともあり、今後は遺言執行や成年後見制度や死後事務委任契約についてもすすんで貢献していきたいと思っています。かつてある尊敬している方から「できる人よりも、(人間として)できた人になりなさい」「何をしたかではなく、どのような心でしたかが大切」という言葉をかけてもらったことがあります。司法書士は人の人生や生死に関わる局面で頼っていただくこともある存在です。真面目にこつこつ、要領を使わず、損得を考えず、お客様の心に寄り添う司法書士でありたいと思っています。

最後に、この新宿御苑特集に期待することはありますか

新宿は大都会ということもあり、地域の繋がりが薄いように感じているので、近くの方の顔が見えるようになる特集はとても良い企画だなと思いました。新宿御苑周辺は多様性があり、懸命に働く在留外国人やセクシャルマイノリティの方々も多いので、そういった方々も取り上げてくださることを期待しています。

事務所概要

事務所名

野村政史司法書士事務所

住所

東京都新宿区新宿二丁目7-3 ヴェラハイツ新宿御苑1001号

TEL

03-5925-8845

アクセスマップ

掲載日:2021.05.26

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