通常インタビュー

働くことは楽しい!そう思える人材育成を

ワーク・イズ・ファン

代表 鎌江春憲

人材教育コンサルティング業

ワーク・イズ・ファン 代表 鎌江春憲

医療業界で活躍し、ヘッドハンティングされるほど素晴らしい実績がある鎌江代表。
『働くことは楽しい』そう思える人を一人でも多く増やしたいと熱心に語られる方です。

(インタビュアー:髙木)

楽しく働けるように人材育成を!

━ 起業背景と事業内容を教えてください。

元々は外資系企業で長年会社員をしていました。
その後、産学連携のバイオベンチャー企業からスカウトされて社長になりました。この頃から、楽しんで仕事をしている人が少ないなあと思うようになりました。

バイオベンチャーの後はグローバル企業の臨床試験受託機関(CRO)に転職しました。この会社では、最先端の新薬開発業務に携わる人達が心労で会社を長い間休んだり、中には自ら命を絶つような人まで見てきました。

これではダメだ、この世界をどうにかしたい!そんな強い思いからサラリーマンを辞めて起業しようと思ったのです。
屋号は『働くことは楽しい』という私のポリシーをそのまま英語にした、ワーク・イズ・ファンとしました。

働くことは本来楽しいはず。仕事を楽しめるようになるには、3つの要素が必要です。

まずは仕事を上手にこなすスキル。次に仕事に対する考え方であるマインド。そしてお客様や上司・同僚・部下とのコミュニケーション。この3つをバランスよくレベルアップさせれば仕事は楽しくなるのです。

私がターゲットとして選んだのは、社長の影響力が強い中小企業。
中小企業で働いてるみなさんが仕事をもっと楽しむことができるようになる。同時に業績もあがる。この2つのゴールを実現するための人材育成プログラムを開発して提供しています。

具体的には社長への個別コンサル、管理者育成研修、営業マンスキルアップ研修、ビジネスマインド研修、リーダー研修、幹部社員向け個別コーチングなどをおこなっています。

特長としては、クライアントの要望に合わせてオーダーメイドで研修プログラムをデザインして提供することです。

中小企業は人材育成に投資する余裕があまりありません。そこで厚労省の助成金を獲得し、その中から人材育成にかける費用を捻出しましょうという趣旨のセミナーも開催しています。

ワーク・イズ・ファン

ヒアリングを重視し、役立つ情報を提供する

━ 普段心がけている事はありますでしょうか?

独りよがりにならず、クライアントの話をしっかり聞くことです。まずは、どんな未来を創り出したいのか?次に、今現在の状況はどうなのか?どんな悩みや問題を抱えているのか?こういったことを対話しながら、しっかりとヒアリングするように心がけています。

あとは、みなさんに役立つ情報、みなさんが喜ぶ情報を常に提供するように心がけています。
先ほどの助成金の例でいくと、厚労省の助成金は条件さえ満たせば100%受給できます。このような国や地方自治体の制度を知らない企業も多いのです。

ワーク・イズ・ファン

自分の人生を自分らしく生きられるように

━ 今後の展開やビジョンを教えてください。

今後は企業の人材育成だけではなく、個人の方を直接サポートできるような教育プログラムを開発して提供していきたいと思っています。

テーマは「自分の人生を自分でデザインしよう」です。人生を楽しく豊かに生きる人をもっともっと増やしていきたいと思っています。

自分の人生を自分らしく生きたいと思っている人は多いはずです。私自身が経験し、学び、気づいたことが、そういった人たちのお役にたてるようになればうれしいです。

PROFILE

ワーク・イズ・ファン代表 鎌江春憲

1960年生まれ。愛媛県宇和島市出身。
1985年国立千葉大学工学部卒業後、長瀬産業(株)に入社。コダック製品事業部配属。
1986年長瀬産業と米国コダック社との合弁会社設立に伴い、移籍。
以後、外資系企業の日本法人としてのコダック社に2004年まで在籍。
コダック社ではヘルスイメージング部門で販売促進部、営業部、技術教育部、マーケティング部に所属。
2002年マーケティング部部長に抜擢される。
2005年大阪大学との産学連携により設立されたバイオベンチャー企業(メド・ソリューション)にスカウトされる。
2006年代表取締役CEOとなる。
2010年世界No.1のCRO(臨床試験受託機関)企業クインタイルズ・トランスナショナル・ジャパン(株)に転職。
BD(Business Development)マネージャーとなる。
2015年クインタイルズ社を退職し、翌2016年2月ワーク・イズ・ファンを設立。

サイトURL
http://workisfun.jp/

2018年8月21日 公開

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