本格的なハワイアンをコンセプトにした
癒しと美を提供するヘアーサロン
株式会社 ルイ企画
代表取締役 丸谷 太志
美容室

「ハワイの雰囲気でお客様を癒したいんだ」と、優しい笑顔でお話しして下さった丸谷社長。
ハワイアンのBGMと穏やかで優しい丸谷社長のお人柄で、ほっこりした気持ちでインタビューさせていただくことが出来ました。
スタッフの方への声のかけ方など全てが優しくて、そんな丸谷社長がこだわって作り上げた癒しの空間に、リピーターのお客さんが多い理由が分かりました。
(インタビュアー 木内)

ヘアーサロン経営から自社商品開発まで
事業内容は美容室経営をしています。
MAHANA(マハナ)東京都新宿区
MOANA(モアナ)東京都千代田区
MAKANA(マカナ)東京都新宿区
VALORE(ヴェローレ)埼玉県越谷市
Lille(リル)東京都新宿区
また、自社でシャンプーやトリートメントの制作もしています。

本格的なハワイアン仕様
弊社の特徴はハワイアンにこだわっていることです。
店舗を出す際は、私がハワイに買い付けに行き気に入ったものを仕入れて店づくりをしています。
私自身がハワイが大好きで、このハワイアンの雰囲気でお客様を癒したいと思い、内装や小物までこだわっています。
お客様が、まるでハワイにトリップしたかのような感覚になっていただけるのも強みです。
お客様を笑顔にすること
お客様に対して大切にしていることは、癒す事です。
場所柄、お客様のほとんどがOLさんです。
会社でイライラしたり不機嫌な方を、ハワイの雰囲気でほっこりした気持ちにして、帰る時には笑顔になってもらえるように努力しています。
従業員に対しては、家族という気持ちでいたいと思っています。
厳しさの中にも優しさがある、そんな関係を築いていけるようにしています。
そして、従業員には「お客様のために成長し、行動する。」「一人一人が一緒に働いているスタッフの笑顔のために行動する。」ということを常に考えて行動するように指導しています。
経営していく上では、先を見ることを大切にしています。
美容師業界は今すごい人材難です。それでも、美容室の店舗は増えていきます。
先を見越した経営・ビジネスモデルの構築をすることを大切にしています。
働きたくなる店づくり
今後、ハワイに店舗を出す事が1つの目標です。
そして、今後さらに悪化する美容師の人材難の中、対策をしていくことです。
1990年代のカリスマ美容師が流行った時は、美容学校に通う生徒の8~9割は美容師になっていました。
それが、少ないところだと3割しか美容師にならないのが現状です。
美容師の仕事が、低賃金の重労働というイメージがついてしまった事、まつエクなど他の道に進む人が増えてきた事などが原因の一部です。
人材難の中でもより良い人材が確保できるように、美容師が働きたくなる環境作りを更に進めていく事も今後の目標です。
有名店で働きたいと思う美容師が多いので、弊社でもブランドを作り有名店にしていき、低賃金と思われがちですが、しっかりと稼げるシステムを作り良い人材を確保出来るようにしていきます。
PROFILE

海外での勉強を経て起業
高校を卒業してから、オーストラリアに一年自分探しの旅に出ました。
日本では触れる事の出来なかった価値観や文化を学び帰国。
そんな中、何をしようかと模索し色々な方を紹介してもらったりしている時に美容室の社長と出会い、「この仕事だ!」と思いそこで三年半下積みをしながら美容師免許を取得しました。
その後、地域密着型・有名店・多店舗展開型などの美容室を経験しましたが、このまま雇われて働くのは自分の中で違うなと感じ、25歳で半年間カナダに経営の勉強をしに行くことに。
26歳の時に「28歳で起業しよう」という目標を定めました。
そこからは、美容師をしながらトラックの運転手をしたり、とにかく起業資金を貯めるために必死に働きました。
そして、目標通り28歳で起業し新宿高島屋前の店舗の広さ25坪、社員5人でスタートしました。