関係者の幸せの絶対値を増やすため
サービス力向上に全力を尽くすIT企業
株式会社アイディーエス
代表取締役社長 中野 貴志
システム開発・WEB制作・ITコンサルティング

『「サービス力で世界一のIT企業になる」という目標を会社全体で真剣に取り組んでいます』と、笑顔でお話しして下さった中野社長。
記者の私が取材に伺った際に、お約束のお時間5分前にもかかわらず中野社長自ら会社の玄関前で、私の到着を待って出迎えてくださいました。
おもてなしの心とサービス力が高く取材中も幸せな気持ちになる、そんな中野社長率いる株式会社アイディーエス。
社長のサービス力が社員全体に広がり、結果としてお客様満足度の高いパフォーマンスが出来るのだと実感しました。
(インタビュアー 木内)

ITサービスを幅広く
弊社の事業内容は大きく4つに分かれています。
①サービス
ビジネス・プロセス・アウトソーシング
webサイト解析 競合調査・分析
②アプリケーション
webシステム構築
web制作
ECシステム開発
AI導入サービス
③ヒューマンリソース
オフショア ラボ開発
人材派遣
システムエンジニアリングサービス
④インフラ
フルマネージド導入支援
仮想デスクトップ導入支援
セキュリティ強化
AWS請求代行
AWS移行・マイグレーション
AWS環境構築・導入支援
要件定義から運用保守までをトータルでご提供しています。
サービス力を向上させるために
当社が最も大切にしていることは「サービス力」です。
「サービス力で世界一の企業になる」事を目標にして真剣に取り組んでいることが当社の最も大きな特色です。
実際に取り組んでいることとして
・CSインタビュー(お客様にインタビュー)
・クレド(行動指針)
・挨拶研修(入社時に一度きりでなく継続的に何度も)
・ありがとうカード(社員間での)
・朝会でのサービス勉強
・自主的なサービスの発揮
などがあります。
その中でも特に力を入れているのがCSインタビューです。
システムを作り上げた後に、お客様にアポを取り対面でインタビュー調査に行き、良かったこと悪かったことを教えていただき関係者にフィードバックする仕組みを持っています。
これが弊社のコアで全てと言ってもいいところです。
関係者で改善策を考えてコミットメントするという形でお客様にも結果をご報告させていただいています。
その後、社内やお客様への調査で実際に改善されているかどうかについてもチェックしています。
これまでに92件のインタビューを実施し、その結果を通して改善された項目は累計で195件になりました。
他には、サービス接遇検定を社員全員で受けています。
二級合格者は全社員の91%、一級合格者は全社員の13%取得しています。
このようなことを徹底してお客様の満足度を徹底的に追求しようと決めて行動しています。

社員一人一人に研修を通してしっかり伝える事
私が研修する社長研修というものをやっていて、新卒採用でもキャリア採用でも全員同じコンテンツを2時間×6回を受けてもらっています。
会社の考え方・価値観・ポリシー・サービス力やクレドについての背景など全部話しています。
その中でも一番強く伝えているのが「何のためにやるか」についてです。
仕事の価値は「何のためにやるか」で決まると信じています。
作業内容に目が行きがちですが、何のためにそれをやるかで価値が大きくも小さくもなると思っています。
仕事の目的は個々人の自由ですが、より高次な目的を見出すことが出来れば、仕事の価値はより高くなるのだと思います。
当社では、「個人にとっての何のため」は人事制度上の個人目標管理でカバーし、「会社にとっての何のため」はビジョン・目標の達成を目指すことでカバーしています。
社員や社員の家族に安心感を
今後のビジョンとしては上場させて、社員に分かり易い形でリターンを作りたいと考えています。
そして、社員の家族も含めて生活に対しての安心感も上場することで今より与えていきたいと思っています。
これを社員と約束して目標に向かって突き進んでいます。
PROFILE

株式会社アイディーエス代表取締役社長 中野 貴志
1971年生 大阪府出身
職業訓練法人ヒューマンアカデミーAI学科卒業。
株式会社アイネス入社 米国にてソフトウェア開発に従事。
1998年 株式会社アイディーエス入社。携帯端末認証サーバー「MITS」を開発し「中小企業優秀新技術新製品賞」等々受賞。
2003年10月 取締役就任
2006年7月 取締役副社長就任
2007年5月 代表取締役就任
https://www.ids.co.jp/
2018年8月17日 公開
米国有名企業のヘッドハンティングを蹴って
私は新卒で2000人規模の会社に入社していたのですが、そこで「どうせやるんだったらこの2000人のトップに立たなければ面白くない」という気持ちがとてつもなく強かったんです。ゲームのような感覚でしたが、この欲求が経営者になるきっかけでした。
開発者として働いて、米国の2万人規模の有名企業にヘッドハンティングされたりもしましたが、すべて蹴って当時4名の現会社に入社しました。
前社長の「俺が経営を教えてやるからうちの会社に来い」という一言で、給料も仕事内容も知らないまま入社を決めました。
米国の有名企業を蹴って、たった4名の会社に入社したことから当時新聞社にもインタビューされ取り上げられたりもしました。
5人目の社員として入社し、その後技術部門責任者、営業部門責任者を経て取締役に就任、その後副社長を歴任し2007年先代の後を引き継いで代表取締役に就任しました。