通常インタビュー

家族の命を守る手段として
核シェルター事業

株式会社川口鉄筋建設

代表取締役 川口 篤史

建設土木業

株式会社川口鉄筋建設 代表取締役 川口 篤史

株式会社川口鉄筋建設の代表取締役 川口篤史様にインタビューさせて頂きました。
関東で初めての「日本核シェルター協会」会員となった同社の貴重なお話を伺いました。
(インタビュアー :安藤)

株式会社川口鉄筋建設

北朝鮮によるミサイル発射や核実験の脅威

―あまり日本では馴染みのない核シェルターですが何故事業化しようと考えられたのですか

そうですね、一番は皆さんもご存知の通り北朝鮮によるミサイル発射や核実験による脅威に対し、自分自身が「家族を守れないのではないか」と不安に思ったことがきっかけです。

―確かに北朝鮮は世界的な脅威になっていますね

最近ではニュースで見ない日の方が少なかったんじゃないでしょうか。

―そうですね

今まで日本は世界一安全な国と言われてきましたが、今では北朝鮮の動向により世界一危険な国と言われています。
核シェルターは世界的に見るといたってメジャーで、世界一安全な国で戦争をしない日本には関係のない物だったかもしれませんが、いつ何が起こるかわからない情勢の中で家族の命を守る「頑丈な建物」が必要不可欠になると思います。

株式会社川口鉄筋建設

商標登録・特許出願中

―核シェルターとはどのようなものなのでしょうか。

『The Future Ark 』という核シェルターなのですが、地上型と地下型の2タイプがあります。シェルターの外壁は約25センチの鉄筋コンクリート製で、台風や竜巻など災害時の避難所としても有効に利用できます。高性能な空気ろ過機能も備えているので、放射性物質や細菌、有毒ガスなどを取り除く事も出来ます。

―核シェルターと聞くと非常に高い気がしてしまうのですが

(笑)よく言われますね。
費用は家族4人を想定した12畳タイプで1千万円前後の見込みです。従来のものと比べるとかなりお得なんですよ。平時には音楽ルームに利用したり、シアタールーム、備蓄倉庫などにも活用できますよ。

株式会社川口鉄筋建設

確かな実績

―個人がターゲットなのでしょうか

個人の方もそうですが、病院・幼稚園・保育園・各種学校などでの導入を主に考えています。人が大勢いる施設には必要になると考えてます。
現在の日本では核シェルター普及率は0.02%ですが、スイス、イスラエルは100%で「自分の身は自分で守る」のが世界の常識なんですよね。

―それを聞くとどれだけ日本の意識が低いかがわかりますね

―今後の事業展開を聞かせてください

11月にモデルシェルターが弊社の敷地内に完成して、一般の申し込みを受け付け始めています。すでに興味を持たれている方々や施設の方からお問い合わせをいただいている状況です。将来的には核シェルター事業以外の建設・鉄骨の事業と融合し、一般住宅・施設の新築工事と合わせて「頑丈な建物」を日本に普及させたいと考えています。

―ありがとうございました。

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