通常インタビュー

大家さんの御用聞きバトラーズとして物件に付加価値を付ける

株式会社バトラーズ

代表取締役 竹内 敬人

不動産情報通信業

株式会社バトラーズ 代表取締役 竹内 敬人

いち早くITの可能性に目をつけ事業を起こした竹内社長。
御用聞きから大家さんのバトラーへ。ビジネスセンスの良さがうかがえる方です。

(インタビュアー:髙木)

株式会社バトラーズ

時代の変化に気づき、大家さんの御用聞きを

━ 起業背景を教えてください。

最初に起業したのは21歳の大学生の時で家庭教師派遣業を始めました。その一年後、1996年、まだYahooで検索してもホームページが何も出てこなかった時期にインターネットビジネスを開始しました。

その後27歳のときに、時代はブロードバンドが始まったばかりの時、ホテル客室でのインターネット環境が無いことに不便さを感じ、ホテル客室インターネットインフラ構築サービスを開始しました。当時、韓国がADSLが進んでいて、香港にいるビジネスパートナーが韓国から機器を仕入れて、まずは香港のリーガル九龍ホテルに入れてみようという話になり導入してもらいました。

香港でも初めての客室インターネット環境だったので非常に喜ばれ、また、出張で香港に行っている私自身もすごく便利さを体感しました。

これなら日本でもイケると思った為国内でも営業するようにしたのです。

2003年頃でしたので当時はその事業をしている会社も珍しく、国内ホテルでネット回線を依頼される方も増え、どんどん売上も上がりました。

そのうちホテルだけではなく、不動産会社の方からマンスリーマンション、ウィクリーマンションにもインターネット回線を取り付けて欲しいと言われ、そこから口コミでかなり広く知れ渡りビジネスがうなぎ登りになりました。

ウィクリーマンションに泊まる方はビジネスマンが多いですし、仕事でパソコンを使うならインターネット回線は必須では?と思って頂けたようです。
そのうち賃貸マンションにも取り付けて欲しいと依頼が多発し、今はWi-FiがほとんどですからWi-Fiが無い部屋は入居者が魅力を持ってくれないので必須になりましたね。

株式会社バトラーズ

営業から取り付け工事,その後のサポートまでワンストップで正社員が行うことで信頼を得る

━ 普段心がけている事は何かありますでしょうか?

弊社は営業から取り付け工事、その後のコールセンター、出張サポートまで当社の正社員が行っていますので、クライアント目線でニーズを満たすように注力しています。

通常は工事を外注される会社もあるかと思いますが、頭はAIに代えられるが手足はAIには代えられないですし、ワンストップで依頼できる安心感があるように心がけています。

それから社員教育に関しても毎朝行動方針を読み上げて社内、社外でも信頼関係を第一とし、相手の要望を満たせる考え方と行動、御用聞きできる人になれるように教育させて頂いてます。

株式会社バトラーズ

築年数と共に価値が下がりやすい物件に逆行するように付加価値を付けて行く

━ 今後の展開やビジョンを教えてください。

現在関東圏内で約70,000室弱。4,500棟のアパート、マンションにインターネットを導入、サービス提供させて頂いております。

毎月新規で50棟ほど最低でもご依頼を頂きますが、その物件、大家さん、またご紹介いただいた管理会社様に対して、インターネットだけではなくご依頼、ご相談いただいくこと、例えば、リノベーション、外壁塗装、相続、税務、融資、空室対策・・・・etc 大家さん、管理会社のバトラー=執事として対応できる会社、グループにしていきたいと考えております。

PROFILE

株式会社バトラーズ代表取締役 竹内 敬人

プロフィール
2003年創業

グループ会社
株式会社レジデンシャルインターネット
株式会社トラストインフィニティ

サイトURL
http://www.butlers.jp/company

2018年8月10日 公開

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