私たちが愛する音楽
その音楽から生まれる感動を、いつまでも
株式会社ホームミュージック
代表取締役 李泳燦
イベントディレクション・音楽制作
穏やかにゆっくりと噛み締めるようにお話をしてくださった、李社長。そのひと言ひと言から音楽への熱い愛が伝わってきました!(インタビュアー:中嶋みさ)
主催コンサート、訪問演奏、楽曲提供
コンサートの開催、演奏家の派遣、楽曲の提供など、会社のメンバーと音楽家の方々と、私たちにしかつくれない音楽をお届けしています。ホームミュージックは、素晴らしいメンバーや音楽家の方々と、音楽が持つ楽しさや感動をお届けしていますし、将来は耳が聞こえない方々にも私たちにしかつくれないものをお届けしていきたいと思っています。最初はよちよち歩きだった弊社ですが、たくさんの方々のお力をいただき、自分たちの世界をつくっている楽しさを実感しています。
今までにないスタイルの音楽の楽しみを
音楽の楽しさと感動をお届けすることです。主催コンサートは、音楽が好きな方もそうでない方もその空間を楽しめるような仕掛けをしており、従来のコンサートとは全く違うスタイルでお届けしています。いわゆるホールで開催するクラシックコンサートのように、始まったら咳もできない、じっとしていないといけないというスタイルが、ぼく自身苦手でして。音楽が好きな方々だけでなく、音楽にそこまで明るくない方々にも、音楽の素晴らしさをお届けできればと思っています。
音楽から生まれる感動
私たちの音楽を聴いてくださるみなさまが、音楽の感動を味わっていただけるよう心がけています。演奏を聴くと、昔を思い出して胸がいっぱいになったり、心が痺れるようなことってあると思うんです。そんな、音楽から生まれる楽しさや感動を一人でも多くの方々にお届けしたいです。ホームミュージックのキャラクター・トーンくんはクマさんですが、これは、多くの方々から愛されるよう何度も表情にこだわって作りました。また、トーンくんは、夢を建設中である私たちの願いを込めて、元気の出る黄色のヘルメットを被っています。私たちは、私たちの音楽を通して世界を変える、という大きな夢の途中にいます。
ミュージックパーク事業
音楽をカジュアルに楽しめる「ミュージックパーク」を作ることです。「ライブハウス」というと、地下であったり閉鎖的な空間が多いのですが、もっと開放的で敷居も低く、子供たちも気軽な雰囲気で音楽が楽しめる場所をつくりたいです。アメリカの野球場は「スタジアム」ではなく「ボールパーク」と言います。野球だけを楽しむのではなく、イベントやライブ演奏があったり、子供の遊び場があったり、美味しいものがあったりとファミリーで楽しく出かける場所でもあるんですが、同じように、音楽をメインとしたファミリーや友達同士など、音楽が好きな方も、そうでない方も、誰もが楽しめる場所、それが「ミュージックパーク」です。ぜひ、楽しみにしていてください。
PROFILE
株式会社ホームミュージック代表取締役 李泳燦
<会社概要>
2022年1月13日 公開
音楽家たちと世界を変えたい
2020年の1月にアメリカの友人たちに会いにロサンジェルスを訪れ、駅にあるストリートピアノを弾いていたんです。ストリートピアノというのは街中の駅やビルのロビーや空港など公共の場所に置かれた、誰でも自由に演奏して良いピアノのことで、アメリカだけではなく日本でも広がりつつあるものです。私がピアノを弾いていると、見ず知らずの方々が集まってきて喜んで聴いてくれましたが、自分よりも明らかに上手い人が弾きだすと、やはりそちらの方がより拍手がもらえたり、人が沢山集まってきてウケるんですね。演奏を聴いた通りがかりの人が立ち止まり、拍手をして、もっと聴きたいと周りに集まってくる様子を見て、音楽の力の素晴らしさを見た気がしました。そして、プロの音楽家たちが演奏するのをサポートする仕事がしたいと閃きました。自分は幼少の頃からピアノとバイオリンを習っており、大学ではオーケストラ部に入るなど音楽は身近な存在だったんです。20代の頃はいろんな仕事を経験したのですが、やはり音楽を仕事にしたいと確信しました。実際に活動をし始めたのは2020年夏からで、翌年2021年5月7日に法人登記をしました。