インタビュー記事

美しい内装のライブハウスはあらゆる音楽ジャンルにマッチする!ライブハウス四谷LOTUS。

Sound Graffiti 株式会社

代表取締役社長 菅原 真吾

ライブハウス

Sound Graffiti 株式会社 代表取締役社長 菅原 真吾

ここがライブハウス?と見紛うような明るくてクリーンなバーカウンターのある四谷LOTUS。音楽が好きな人たちの“初めの一歩”を応援したい。ライブハウスのイメージを一新したその場所には、日々の清掃や接客を重視する代表の姿勢そのものが表れていました。(ライター斉藤 リカ)

Sound Graffiti 株式会社

ライブハウスのイメージを変えればそこにはビジネスチャンスが!

━ 起業までの経緯を教えてください

20代前半までメジャーを目指してバンド活動をしていました。当時バンドの活動にてライブハウスはアンダーグラウンドな暗いイメージがありました。また音楽で成功するのは難しいときっぱり諦めて新宿御苑にある出版社へ就職したのですが、30才くらいから徐々に目標が持てなくなり、独立への願望が強くなったんです。起業しようと考えた35歳の時、飲食店はたくさんあるし、在庫を抱えないビジネスで、音楽も好きだったということもあり総合的に考えてライブハウスが良いなと思ったんです。運営する側としては右も左もわからないこの業界、最初は大変でした。ライブハウスはどうしても“薄暗くてちょっと汚くて怖い所”という印象を持っている人が多いので、それを改善すればビジネスチャンスがあるのではと考えました。ほかにできることが思い浮かばなかったというものあるかな(笑)。小さな子どもを安心して連れて来れるような明るい店にすればよい。これまではドアを開けるとすぐにホールで爆音が鳴り響き、ライブが終わるまでそこから逃げられない、という形式のお店が多かったのですが、ホールとバーカウンターを分けることにより、音から逃げられる空間を作りたかったんです。お客さん同士、出演者同士がコミュニケーションをとれる場も作りたかった。当時こういうライブハウスは少なかったと思います。初期投資はかかるけど専門的な部分は詳しいスタッフに任せて、自分は経営者に徹すればやっていける。この四谷の場所は物件探し初日に、当時の勤め先の近所を歩いていて不動産屋の張り紙を見つけて決めたんですよ。

Sound Graffiti 株式会社

ホールを使う用途は様々。楽しく使って欲しい!

━ 事業内容を教えてください。

メインはライブハウスの運営です。ホールレンタルが中心でプロに限らず社会人や学生たちがライブをするだけではなく、1日ホールを使ってイベントをやったりと多種多様に使っていただいています。使ってくれる方や用途を選びません。結婚式の二次会に使ってもらったこともあります。ドラムやマイク、アンプ機材もすべてレンタル可能です。ギターはさすがに自前の方が多いですが、初めてバンドライブをやる方々でも専門スタッフがおりますので安心してライブができると思いますよ。四谷のキャパシティーはスタンディングで120人くらい。今はコロナの感染予防対策でその半分くらいでしょうか。秋葉原にも2店舗目の「ZEST」があります。こちらは約1.5倍の170人くらい入ります。どちらのお店も最近はLIVE配信にも対応してます。

Sound Graffiti 株式会社

外に漏れないライブ音。音質と近隣への配慮も

━ 御社の強みや特徴を教えてください。

防音設備がしっかり整っているというところです。ホールにいても、ドアを閉めればライブの音はほぼ無音状態になります。防音がしっかりしているということは中で聴く音質も損なわれず、小規模スペースでも良い音でライブができます。正直、防音への設備投資はかかりましたがそうすることで音も良くなりますし、近隣への迷惑という点もクリアできます。専門業者を入れて天井や細部にもこだわりました。長く営業を続けていきたいという気持ちがありましたので、出演者のためだけではなく近隣への影響も考えました。音に関しては褒めていただくことが多いですね。あとはやはり明るくて入りやすく清潔なお店を目指していますので、清掃や従業員の接客にも力を入れています。

 

Sound Graffiti 株式会社

「また来たい」と言ってもらえるよう、日々の信頼の積み重ね。

━ 仕事をする上で大切にしていることはなんですか

従業員同士が仕事を楽しんでやって欲しいと思っています。どんな業種でもそうですが、仕事は日々の信頼の積み重ねです。「こんなアイディアが出たから売上が倍増した」というような業種ではないので、毎日接客や清掃など細かい部分まで意識し、お客様を迎える準備をしっかりとやっていけば、それが積み重なり5年後、10年後に評価されるのではないでしょうか。ライブハウスは良くも悪くもお客様の出入りが多いので、噂話は広がりやすい。従業員はしっかりしているか、していないのかでも店の評価は変わってきます。そんなことも日々従業員と確認しあいながら、出演者やお客様の皆さんにまた使いたいと言ってもらえるよう、日々運営しています。

Sound Graffiti 株式会社

3店舗目を計画中。音楽好きが集う場所に

━ 今後のビジョンを教えてください。

コロナが終息したら3店舗目をオープンさせたいと思っています。実はコロナ前には物件も探していたんです。四谷の2倍くらい、300人程度のキャパシティで探していました。3店舗目は新宿、池袋、高田馬場など若者が集まりやすい場所が良いなと思ってます。四谷はライブハウスをやるのには少し不利な場所でしたが、1店舗目が大変な場所で良かったなと思います。最初が大変だとそれ以降は楽かなって(笑)。一番の希望は高田馬場ですね。ライブハウスが少なくて早稲田大学があり、音楽専門学校もたくさんあるんですよ。ここを拠点にデビューするようなアーティストも生み出したいというスタッフもおりますが、音楽はそもそも楽しむものなので、上手い下手、人気あるなしでなく音楽好きがたくさん集まる場所であれば嬉しいかな。しかし、ゆくゆくは四谷(120人)、秋葉原(170)、高田の馬場(300人)やその先、1000人、2000人入る規模のライブができるホール運営もやりたいです。うちの店舗でメジャーへ上がっていくストーリーが生まれるようなライブハウスにしていきたい気持ちも十分あります。・・・・あとは料理が好きなので小さな食べ物屋もやりたいかな(笑)。

PROFILE

Sound Graffiti 株式会社 代表取締役社長 菅原 真吾

Sound Graffiti 株式会社代表取締役社長 菅原 真吾

四谷LOTUS


 ●所在地 〒160-0004 東京都新宿区四谷3-4-3 SCビルB1


 ●連絡先 TEL:03-5315-4781


 ●事業内容:ライブハウス運営
レンタルスペース及び貸スタジオの経営
インターネットを利用した音楽、映像、音声等の配信サービス業
デザイン、映像、音楽及びプログラムの企画、制作及び販売


秋葉原「ZEST」

●〒101-0021東京都千代田区外神田3-2-14B1F

●連絡先 TEL:03-3527-1701

HP:ライブハウス四谷LOTUS

2013年設立

2021年5月6日 公開

Contact us

無料インタビュー取材ご希望の方はコチラ