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インタビュー記事interview

ITシステムの困りごとを一手に
縁の下を支え続けて34年

ビズテクニカルサポート株式会社

代表取締役 徳永哲也

ITソリューション・サーバー構築

ビズテクニカルサポート株式会社 代表取締役 徳永哲也

独立して34年、一貫してIT業界…。きっと業界に精通したすごい方なんだろうな。私でちゃんとお話聞けるかしら…と実は少し不安なまま臨んだこの取材。お会いしてみたら良い意味で拍子抜けする楽しいエピソード満載の素敵なオジサマでした。合言葉は「行き当たりバッチリ」。このお人柄が次々と仕事を呼び込んでいるんだな、と深く納得しました。(インタビュアー 山根 聖美)

ビズテクニカルサポート株式会社

終わりのない営業マン生活を飛び出し、未知の世界へ

━ 起業までの経緯を教えてください。

サラリーマンの家庭で育ちましたが、小さな頃から雇われるのではなく自分の看板で食べていきたいという漠然とした思いがありました。しかし大学を出た後はいったん会社員に。発酵工学を学んでいたので、医薬系の上場企業に就職し、ドクター向けの営業を4年ほどやりました。入社2年で約700人位いる営業マンのなかでベスト20に入るほどには業績を上げたものの、営業職というのは、どれだけ売っても翌年にはさらに予算を10%積まれる。それをクリアするために接待漬けになったり、本心ではやりたくないことまでやらなくてはならない…そんな日々に疑問を感じ、28歳で退職。当時90年代にこれから廃れない業界は何か、と考えた時、コンピュータ関係なら大丈夫だろう、とITのド素人が、裸一貫で業界に飛び込みました。1年ほどソフト開発会社で修行を積んだあと、都内のワンルームマンションの一室で独立開業。ワープロを使えることが専門技術だった時代。派遣法がちょうどできたタイミングだったということもあり、若い子たちにタイピングを教えて、企業に派遣していました。私も20代でまだ若いし、上司部下というより、友達同士でワイワイやっていたという感じです。まあ、今思い出しても無謀の極みですね(笑)。

ビズテクニカルサポート株式会社

「ヘルプデスク」の先駆者、自社でシステム開発も

━ 事業内容を教えてください

起業後はスタッフも順調に増えましたが、データ入力や電算写植ができるだけではだめだと感じ、自分も社員もシステム系の専門知識をより学びました。現在では大手通信会社や航空会社のネットワークの監視と障害復旧にスタッフを派遣し、自社でもサーバーやネットワーク基盤の構築、ソフト開発、ウェブサイト制作、ITコンサルなど幅広く行っています。今は分社化していますが、大きな転機となったのは1998年にコンビニエンスストアの店舗が使うコンピュータの「ヘルプデスク」を初めて構築したことです。当時はまだ大型システム開発がはじまって間もない頃で、ソフトウェア開発中にバグが多く、店舗から「画面がおかしい」「売り上げ報告が送れない」など様々な問い合わせがくるなか、エンジニアとの繋ぎ役を務めました。個別のシステムに対しサポートするサービスは業界問わず国内でほとんどなく、ヘルプデスクという概念自体、うちが先駆けだったと思います。大変な現場ではありましたが、成果が認められ、国内大部分のコンビニや大手企業のシステム導入・ヘルプデスクの構築を多数請負いました。今でもすべての事業において、お客様のソリューション(問題解決)が根幹にあります。

ビズテクニカルサポート株式会社

技術者も人間性が第一、営業マンは必要なし

━ 御社の強みはなんでしょうか

人がやらないことをやってきた、最後までやり通したということでしょうか。ヘルプデスクを初めて構築したときは、うち以外にも何社か参加していましたが、お客様の問合せやクレームに対応するという現場がハードなのでみんな逃げていきました。最後にうちだけが残り「うちは逃げないから、うちのやり方でやらせてくれ」と言い、結果それが今のビジネスに繋がっています。必死でしたが、面白いエピソードもたくさんありますよ。これは極端な例ですが、冬の網走で(雪で車が走れないので)馬そりでハードディスクを運んだとか。ソリューションは対人支援です。泥臭くても、お客様の問題解決のために良い仕事をすれば、自然と次の声がかかります。今は技術者としてシステム開発をしているスタッフも、元々はソリューションに関わっていた人間です。お客様に寄り添うということが自然とできる人間ばかりです。だからうちには営業マンはいません。営業部門なしで30年以上やってきたと言うと、周りからは結構驚かれますね。

ビズテクニカルサポート株式会社

自社に不利でも「お客様のベスト」を考える

━ 仕事をする上で大切にしていることはなんでしょうか

「普通のことを当たり前にやる」ということでしょうか。皆さんが空気のように携帯電話やインターネットを使い、空気のようにコンビニを利用する。私たちの仕事は、そんな当たり前のことが普通に動いていくための、縁の下の力持ちの存在です。お客様との会話の中でも、たとえうちに不利なことでも、包み隠さずお話しします。お客様にとってのベストを考える。突飛なことをしなくても、その積み重ねで信頼関係は築けます。また、ヘルプデスク事業を拡大していた時に、お客様とスムーズにやり取りするためにNLP(神経言語プログラミング)と呼ばれる実践心理学を学びました。例えば、怒っているお客様には「バックトラッキング」(おうむ返し)をすると怒りの感情が落ち着く、などといったことです。 深めてみるととても面白く、アメリカまで渡り認定トレーナーの資格も取得しました。さらににコーチング(対話による能力開発指導)の資格も取得し、社員やヘルプデスクのスタッフにも教えています。おかげさまでとても風通しの良い社風になりました。また、事業の教育部門として「B-semi」を開講し、社外の方々にもNLPの研修を行なっています。仕事や経営に役立つと多くの方が通ってくださっています。

ビズテクニカルサポート株式会社

中小企業のシステム導入サポートで事業拡大ねらう

━ 今後のビジョンを教えてください

どんな業種でも、今はコンピュータが必須の世の中になりました。しかし中小企業のなかには、まだ十分に構築できていないところもあるのが実情です。そんな企業に向け、普段使うパソコンや電話など、ネットワークの基盤を揃える“システム部代行”のようなサービスを考えています。本業に集中してもらえるように、「当たり前にそこにある」を任せてもらうというものです。実は創業以来最近までは、風通しのよい社風を崩さないためにも、会社を大きくすることは考えていませんでした。しかし還暦をこえ、自分が引退したあとのことも考えると、後継者のために会社をより大きく、安定させるということも考え始めています。新型コロナウィルスの影響もありますね。また、最近の世の中を見ていて「ちゃんと頑張っている人が報われる世の中じゃないと嫌だ」という思いがあり、被災地支援や研究者のサポートなど、社会貢献したいという思いもあります。社風は崩さないまま、5年で100億。自分が80歳になる18年後には1000億!あぁ、言っちゃった。よし、頑張ります。

PROFILE

ビズテクニカルサポート株式会社 代表取締役 徳永哲也
ビズテクニカルサポート株式会社代表取締役 徳永哲也



大学にて醗酵工学を学ぶ。大学卒業後、サラリーマンを経て20代で起業。営業からシステムエンジニア、ITプロジェクトマネージャーを経験。マイクロソフト公認システムエンジニア(MCSE)として、大手コンビニエンスストアのヘルプデスク、大手通信キャリアのネットワーク監視センターや大手証券会社のシステム統合等を設計構築。現在は、ビズテクニカルサポート株式会社の代表取締役社長として、数多くの大手企業においてITネットワークを縁の下から支えている。

「営業とは売らない事」をモットーに営業指導やSE、プロジェクトマネージャー教育を実施。実践心理学NLPの米国NLP協会™公認トレーナーであり、NLP共同創始者のバンドラー博士初来日セミナーを主催した。またコーチングのトレーナーとしても活躍中、現在は国際ビジネスコーチング協会(IBCA)の理事長も務めている。

保有資格/スキル
・米国NLP協会™認定NLPトレーナー
・米国NLP協会™認定NLPコーチングトレーナー
・米国NLP協会™認定NLPビジネスコーチ
・jobEQ認定iWAMプラクティショナートレーナー
・jobEQ認定iWAMマスター
・インバスケット認定トレーナー
・NLPタイムライン・セラピー・プラクティショナー
・LABプロファイル™プラクティショナー
・行動継続技能2級ディプロマ
・マイクロソフト公認システムエンジニア(MCSE)
・シスコ認定ネットワークアソシエート(CCNA)
・宅地建物取引士

2020年10月31日 公開

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