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インタビュー記事interview

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廣田 株式会社

代表取締役 廣田将也

通販ITEM製造・卸・販売

廣田 株式会社 代表取締役 廣田将也

「実は小学生の頃にレコードデビューもしているんだよね」と笑う廣田さん、プライベートではギターを爪弾くボサノバミュージシャン「ジョアン廣田」の顔もお持ちだとか。テレビで拝見する作務衣姿のお料理お助け人は幅広い才能を持つ稀代のアイデアマンでした。(インタビュアー 中嶋みさ)

廣田 株式会社

ジャズメンから実演販売、そしてテレビショッピングへ

━ 起業までの経緯を教えてください

学生時代はジャズで食っていこうと思っていたんですよ。そんな時に兄の友人のピンチヒッターに狩り出され、突然、駅前のスーパーで鍋の実演販売をすることになってしまったんです。オドオドしながらひとりでどうにかこうにかやっていたら結構お客さんが集まって来ちゃいまして、その日の終わりには友人の3倍以上売り上げていました。それで店舗の方から「君、明日からも来てよ」と言われて、そこから実演販売の世界が始まったんです。始めてみたら面白くて、しかも結構稼げるんですよ。19歳の時に一流企業の部長クラスの給料をもらっていました。でも上には上がいっぱいいるんです。実演販売は師弟関係で出てくるのがほとんどなんですが、私は師匠がいないんです。だから他よりもっとうまくなってもっと稼ぎたい!そんな思いで、一匹狼で切磋琢磨していました。着実に売上を伸ばしながら、全国の百貨店のそれも本店だけを商売に、20年以上していたのですが、45歳の時に若い後輩たちがTVに出始めたんです。ちょうど実演の売上が落ちていることに気付いた頃でした。これは時代が変わって来たんだなと思い、テレビショッピングに転向して、その頃会社も立ち上げました。テレビは実演販売の売り方とは全く違うんです。周りにはテレビに転向しきれなく結果を出せずに消えて行く人もいたので、それでもこの波に乗らないといけないと努力しましたね。当時は昼間は百貨店で実演販売をして、閉店後にタクシーのトランクに鍋を積んで移動して、夜中のTV番組に出て、また百貨店に移動する生活でした。

廣田 株式会社

生活を楽しくする家庭用品や調理器具

━ 事業内容を教えてください

家庭用品の販売、企画、製造販売、そして出演です。実演販売は目の前のお客様とおしゃべりしながら販売していきます。日本全国のスーパー、百貨店に行くと「廣田さん、待っていたわよ」と声を掛けてくださるお客様がたくさんいるんです。もちろん一回買ってくださったら、そのあとは毎日顔をみておしゃべりしにくるんですよ。私に会いに来てくださるファンですよ、ありがたいですね。その中でお客様から意見を頂くこともあります。例えば「昨日買ったお鍋、熱いのよ」なんて言われて、じっくりお話を聞くと、とても短い菜箸を使ってることがわかって、使い方のアドバイスに加えてプラスアルファの使い方もご本人に納得できるように説明もできる。それを聞いている他のお客様も「これなら上手く使えるわ」と、一緒に納得しちゃってね、また売れちゃうんですけどね。お客様に楽しく買っていただき、家に帰っても楽しく簡単に料理をしていただいて、いつの間にか料理が上手になってしまう!そのためのお手伝いができたらと思っています。これは実演販売の時代から、テレビショッピングが主となる現在も同じ気持ちでお客様と向き合っています。

 

廣田 株式会社

お客様の声から商品を作る

━ 御社の強みはなんでしょうか

うちの扱う商品は全部オリジナルだと言うことでしょうか。お客様と触れ合い、向き合い、反応やご意見を伺っていると、こんな商品があったらいいんじゃないか、とアイデアがどんどん湧いてくるんです。「調味料を入れるのに小さじや大さじの洗い物が増えてめんどくさいのよ」と言う声を聞いて、だったら炒めにも使える耐熱素材のオタマにメモリを入れれば、測れて炒められて洗い物が減る!と考えた商品もあります。またこのフライパン(=写真「底丸パンDX 」)は「中華屋さんのような美味しい野菜炒めができないかしら」の声からできた商品なんですよ。中華鍋って本当は炒めてるんじゃなくて丸い鍋底で食材を回しているだけなんですよ、だから美味しくできるんですけど、家庭では扱いが大変なんです。じゃあ中華鍋の丸い鍋底を実現して家庭でも扱えるようにしよう、と作った商品です。だから「鍋に野菜、油、スープを入れて、フタをしたら火をつけます。後は触らず沸騰したら火を止める」だけで美味しい中華の野菜炒めができます。料理って「時短、簡単、美味しい」に行き着くんですよ。そのためにお客様の声を参考に、アイデアを具現化して商品を作っているんです。このフライパンは特許もとっている自信を持っておすすめできる商品なんですよ!

廣田 株式会社

素直であること、誠実であること

━ 仕事をする上で大切にしていることはなんでしょうか

お客様に対しても、商品に対しても、もちろん自分に対しても勇気を持って素直でありたいと思っています。これは自分にとって生きて行く方法かもしれません。後悔するようなことをしていたら、夜飲むお酒が美味しくないですからね。今我が社には電気機器に詳しい人間がいないので、電気調理器は扱っていません。お客様からのお問い合わせは製造元に投げてしまえばいいので、知らなくても商売としては成り立つんですが、それでは本来の顧客対応ではないと思うんです。やはりある程度わかる人がいて、対応して、製造元と繋げることができなければいけないんです。そこは誠実にお客様と向き合いたいと思っています。テレビショッピングはお客様にすごい!と驚いていただくのがポイントなんです。でも嘘やヤラセではなく本当に商品の性能で驚いていただく、そこは絶対に守っています。この包丁、3本とも同じ商品なんです(写真参照)。砥石で研いでここまで短くなっても切れ味は変わりません。素材へのこだわりはもちろんですが、売ってお終いではなく、切れなくなれば研ぎ直しも承っています。これは包丁を買っていただいたお客様と商品に最後まで責任を持って対応している誇りです。

お客様のお役に立ちたい、は変わらない

━ 今後のビジョンを教えてください

間も無く70歳を迎えます。これからは今までの販売キャリアを生かし、組織として何ができるのか、そこが肝になってくると思っています。このコロナ禍の今、急激に世の中が変わり、それに伴い販売の形も大きく変わって来ています。対面で販売していた実演の時代からテレビショッピングに、今はネットショッピングが主流の時代です。実は販売のチャンスは前よりも広がっているんです。そこをどう掴み乗り切るのか、我々の商売はどんな形で世間の役に立つことができるのか、これからも挑戦です。これからは今まで扱って来た調理器具にこだわらずにお客様に役に立つものをお届けしたいですね。

PROFILE

廣田 株式会社 代表取締役 廣田将也
廣田 株式会社代表取締役 廣田将也

1998年 設立

Hirota

廣田将也公式ショップ

2020年9月30日 公開

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