出版業界だけでなく、社会貢献事業を経営!事業をデザインしながら新しい価値を生み出すデザイン会社へ
株式会社アイダックデザイン
代表取締役 上田 宏樹
DTPデザイン・飲食店・放課後デイサービス
デザイン会社でありながら、新たなサービス事業を続々と展開している。
「新しいことへの挑戦と、独自の文化を構築し、社会貢献をする」その理念に基づいた展開をされている会社だからこそ、人々から必要とされる会社になっているのでしょう。上田社長のマネジメント手腕で自主的に動く社員が多数いる素敵な会社です。
(インタビュアー :髙木)
平等性を保ち、未来をイメージできるキャリアアップを
弊社は18才の学生アルバイトもいれば、上は74才のパートさんもいます。
一緒に働く人に対して社歴で上とか下とか年齢とか関係なく、人として常に尊敬の念を持つよう指導しています。
社員には、会社に入って今後自分はどうなるのかが具体的にイメージ出来るように次のステップやキャリアアップを用意してあげるようにしています。
そして自分が覚えた仕事は次に入ってくる新人に教えて成長させることが大事だと思います。自分だけで仕事を抱えず、人に教えてアウトプットする事で、成長速度もはやくなりますから。
あとは、社内では食事会などで自主的にコミュニケーションを取っています。横の繋がりが出来ると、仕事の相談や依頼もしやすくなりますので。
挨拶から始まるコミュニケーションを心掛ける
サービス業の会社なので、「気持ちの良い挨拶」はうるさく言っています。
サービス業は明確な「正解」がない、形のないものを提供しています。提供する「人」の事が嫌いだと良いサービスでも悪く感じてしまいます。
スタッフに「今すぐにスキルをあげろ!」と命令してもそれは不可能です。でも挨拶はすぐにできます。そんな簡単な事を自ら放棄するならこの業界には向かないですね。
いつでも事業を引き継ぎできる組織作りへ
私自身は、あまり1つの事業を長くやるのは性格的に向いてないようです。(苦笑)
期間を決めて形になったら次の世代にいつでもバトンタッチできるように組織作りをしています。今後も1つの事業にこだわらず、我々ができそうなサービス業ならドンドンチャレンジしていきたいですね!
先ずは今始めたリラクゼーション事業を軌道に乗せたいです。
身体が元気だからこそバリバリ仕事も出来ますし、病気にならないように予防をしながらストレス軽減、リラックスする為にもコリをほぐす事はとても良い事です。
スタッフも募集していますのでお仕事しながら足圧式施術が学べますし、足で踏む事で施術者にも優しいマッサージになっています。ご興味がある方は一度こちらへhttp://koritoriai.com/staff.phpご連絡ください。
あとは弊社がここまで成長できたのも出版業界のおかげなので、何年かかっても出版業界に恩返しさせて頂きたいと思っています。正直具体的な事はないのですが、常にその気持ちを持ち続ける事が大切だと思っています。
PROFILE
株式会社アイダックデザイン代表取締役 上田 宏樹
1999年 アイダックデザインオフィスとして中目黒で営業開始
2000年 西新宿に移転し、有限会社アイダックデザインへ社名変更する
2003年 株式会社に組織変更する
2006年 飲食事業へ参入
2012年 「アトリエあいだっく」放課後デイサービスを中野新橋で開設、翌年「スタジオあいだっく」新高円寺で開設
2014年 「パソコンあいだっく」放課後デイサービスを中野坂上で開設「コリとりあいだっく」マッサージ店を中野坂上で開設
2015年 「アトリエあいだっく」放課後デイサービスを新中野で開設、「サッカーあいだっく」放課後デイサービスを高田馬場で開設
2016年 相談支援事業所あいだっくを中野新橋にて開設
2017年 「放課後デイサービスあいだっく」放課後等デイサービスを渋谷で開設、ダックカルチャースクール運営開始
サイトURL:http://www.aidac.co.jp/
マッサージサロン:http://www.koritoriai.com/menu.php
放課後デイサービス:http://ads-aidac.com/
2018年6月11日 公開
挑戦する事、そして独自の文化を構築し社会貢献へ
雑誌のデザインや出版物の企画、編集、デザインから当初はじまり、その後WEBサイトの企画、編集、デザインイベント企画事業も手がけるようになりました。
また、飲食事業、放課後デイサービス事業、リラクゼーション事業と事業内容を拡大しています。
背景としては弊社理念の「新しいことへの挑戦と、独自の文化を構築し、社会貢献をする」を掲げ、前に進む事を考えながら新しいビジネスをデザインし、社会貢献できるようにしている事から事業拡大しました。
今の時代、まだみんながやっていないサービス提供や商品開発をしないと売れないと思っている人が多いとおもいますが、僕は「こんなビジネス今更やっても」ではなくて、今更、後発だからこそ出来る事があって、どんなビジネスもいつ始めてもチャンスは十分にあると考えています。
弊社もブルーオーシャンビジネスを始め、最初は良かったのですが、次第にライバルが増え、価格競争に巻き込まれた事もあります。完全なレッドオーシャンの状態から他社との差別化を明確にして勝った事もあります。
弊社は20年前から本の制作会社として事業をスタートさせたのですが、当時でも出版業界に今更参入するのには「相当遅い」と言われたぐらいの後発スタートでした。
ですが、最初は車雑誌1冊のデザインしか仕事が無かった会社が、今では月間150冊を超える雑誌や本のデザインをご依頼いただいております。よく「時代に照らし合わせたベストタイミングでビジネスをやる!」と言う方もいますが、私は「自分がやろうと思った時がベストタイミング」だと思っています。
因みに昨年オープンしたマッサージ事業は約1年半テスト期間として、我々が持ってる既存施設を有効利用し、施術師に場所貸しをしながら「どういう価格帯、サービスがウケるのかを調査しました。それだけ準備には時間をかけています。
こちらのマッサージは足で踏む足圧式(詳細はこちら)で、揉み返しが少ないのが特徴です。施術者の手を痛めず身体に優しいマッサージ店の為、お客様と施術者両方が嬉しい事業なのです。