伝統産業の未来を切り開く為に
ITによる効率的機能的な企業運営をご提案
株式会社グリマス
代表取締役 社長 野口良太
アプリ開発・システム開発・WEB制作
今回は株式会社グリマスの野口社長にお話を伺ってきました。
素敵な笑顔で、気さくに分かり易くお話しして下さいました!
本来の業務内容以外にも、前職で培った経験や知識や持っている情報を、お客様や友人の役に立てる事があるならと常に相手の為にと行動されている姿勢がとても印象的でした。紹介でのお客様が絶えないのは、野口社長の人柄にあると感じました。
(インタビュアー 木内)
WEB、印刷、農業まで多角的な経営内容
ウェブ制作、デザイン、システム開発、アプリ開発など多岐に渡り、実際の印刷物、パッケージなども承っております。その他、社内システムツールの選別、導入支援などのご相談も受けています。
起業のきっかけである相撲のサイト開発では、毎場所幕内力士の勝敗予想ゲームを運営したり、相撲にまつわるQ&Aなどの楽しい情報を載せたサイトの企画を考えています。
また、2019年10月より新たにIoTと再生可能エネルギーを活用した水耕栽培「スマートアグリファーム」事業に参入いたします。
高い生産性の縦型水耕栽培ビニルハウスで高品質な葉物野菜を栽培し、IoTを活用して遠隔地でも制御可能なシステムを搭載する事で生産管理の一元化を可能にしており、安定供給が可能になります。
地方産業の基盤たる一次産業「農業」を先進化させ、社会負荷の少ない接続可能な農業の実現に取り組んでまいります。
お客様に寄り添う丁寧な対応
少人数の会社ですので小回りが利く点が強みです。ウェブから印刷の仕事まで、お客様に寄り添い丁寧に対応することをモットーとしており、お客様第一に誠実に適正価格でご提案させていただきますので、とてもご好評をいただいております。また、私自身前職の経験から金融の知識がありますので、お客様との会話からコスト削減のアドバイスなどもさせていただき、重宝いただいております。
「Gritmass」=「やりぬく集団」として誠実な仕事を
「信頼」と「誠実」です。
誠実に仕事をし、お客様の会社の生産性の向上に貢献したいと考えています。グリマス(Gritmass)の社名の由来は、「grit」=「やりきる」+「mass」=「集団」です。私たちは「やりぬく集団」として、困難な業務もやりぬく精神でお客様のご支援をしてまいります。
若い人たちにもっと伝統産業の面白さを伝えたい
直近では起業のきっかけとなった相撲サイト「イッツ・ア・相撲ワールド」の運営とIoTを活用した水耕栽培事業「スマートアグリファーム」に注力して、若い人たちに向けて様々な情報発信をしていく予定です。ある程度運営が軌道に乗ったら、どちらも海外での事業展開を目指します。
その延長で海外での事業展開を希望されているお客様と現地のマッチング支援などを行い、新しいビジネスの支援など多角的に事業を行っていきたいとも考えています。
人は余裕があるとクリエイティブになることができ、より前向きに行動できるようになります。私たちはお客様の余裕を創り出すお手伝いをし、より効率的で機能的な企業運営をITによってご提案してまいります。
「相撲サイト」の運営をきっかけに起業
私は千葉県松戸市の生まれですが、父の転勤で千葉県内、茨城県内を点々としまして、高校時代は茨城県守谷市で過ごしました。高校卒業後すぐに就職しましたが、地域的に就職先は限られており、その中でガテン系の仕事に就きました。その後、つくばエクスプレスが開通して都内とのアクセスが良くなったこともあり、都内の水産会社に転職。数年後、転職した水産会社が業績不振に陥り、親会社である金融系の会社に転籍をして仕事をするようになりました。親会社には、当社現CDO 木村(洋隆)が在籍しており、木村との縁はそこからつながっています。そこで金融の仕事に興味を持つようになり、キャリアアップのためファンド会社への転職を決めました。ファンド会社では、投資家にファンドの案内をするため、セミナー講師として全国を回り、ファンド会社の支店(熊本、福岡)の営業支援のため、営業マンに同行し投資家の質疑応答をするという経験も積みました。この経験・知識が、グリマスのお客様へのご提案に役立っています。その後、ファンド会社を退職し父の会社に就職することになります。
父の会社は相撲に関連したギフト関係の仕事をしています。父の仕事を手伝うようになり、社内のアナログな部分をウェブやシステムを使ってデジタル化したいと思うようになりました。デジタル化により社内を効率化し、情報をもっと広く世の中に見ていただきやすいカタチで公開したいと考えました。実際に両国国技館で相撲を観戦するまでは、「相撲の客層は年配の人が多い」とか「面白さが今一つわからない」と勝手に思っていましたが、国技館に足を運び観戦してその迫力に驚きました!力士同士のぶつかり合いの音がすごくて、エンターテインメントとしてものすごく面白いのです。「相撲に集客して事業をやりたい」という強い想いが芽生え、資金的にも準備ができたころ、起業を考えるようになりました。
ただ私の前職は金融であったため、「相撲に集客して事業をやりたい」という想いはありましたが技術力がなく、どのようにしていいか分かりませんでした。ロゴなどのデザインは木村にお願いしようと思い、声を掛けました。彼はデザイン会社での勤務経験があり、私が起業を考えていたタイミングで、デザイナーとして独立したいと会社の設立を進めている最中でした。もう1人エンジニアに声を掛け、3人で2018年に会社をスタートさせました。当初は相撲のサイト運営を目的としていましたが、デザイナーもエンジニアも揃いましたので、ITの会社としての仕事もできると考え事業内容を広げ、現在に至ります。