管理部門のスペシャリスト
経営者の相談窓口として幅広く対処します
株式会社リンクアップ
代表取締役 神保 康隆
コンサルティング業
お客様目線で常に考え、ワンストップで依頼できるように専門家との連携も幅広く展開。
迅速で丁寧な対応を心がけている神保社長の人柄が高く評価され、ご紹介での依頼が途切れないそうです。
その魅力と創業までのいきさつ、今後のビジョンを伺いました。
(インタビュアー:髙木)
管理部門の手間やコストを軽減します
主な事業は3つです。
・経営コンサルティング業
・求人採用コンサルティング業
・経理事務、財務計算等の受託業務
当社の大きな特徴は、企業の管理部門に特化してコンサルティングを行っていることです。具体的には、経理・財務・総務などの業務改善に取り組んでいます。顧客の大半が中小企業で業種は様々です。
ほとんどがご紹介で依頼を頂けるのですが、金融機関からの依頼も多いですね。管理部門に十分な人材の配置が難しいといった悩みを抱える企業に対して、様々なサポートを行っています。
こうした業務を進めていくためには、税理士や社労士、弁護士などの士業との連携が不可欠です。当社では各分野の士業の方々とパートナーシップを結んでいて、無料で紹介しています。
例えば、税務申告する上で必要な税理士や従業員の入退社の手間を省いてくれる社労士など、依頼された業務に対して最適な士業の方を紹介しています。中には、社員がトラブルを引き起こしたので助けてほしいという相談もあり、提携先の弁護士を紹介して解決に至ったケースもありました。
何か困ったことが発生した時に、「どの士業が担当で、どのような業務を依頼できるのか?」というのが実情だと思います。当社はその相談窓口として、経営者の悩みに幅広く対処しています。
お客様都合で考える
基本的なことではありますが、相手の立場にたって物事を考え行動することです。一緒に仕事をしてくれる仲間にも「人のために動ける人」、「社会人として報・連・相がしっかりできる人」なのかを求めています。
常に相手の目線に立ち、お客様に納得してもらえるようなサービスを心がけ、スタッフとフォローし合いながら業務を行っています。一人で完結するのは効率が良いかもしれませんが、一人だと何かあった時にお客様に迷惑がかかってしまうため、いつでも安心して相談いただけるような体制を整えています。
当社は経理や財務などの会計がメインですが、サービス業と考えているので困ったときの相談窓口として間口は広くしています。専門的な知識が必要な場合には、グループ会社や知り合いの士業の方々を紹介することができますので、まずは気軽にメールでもご相談していただければと思います。
常に時流に乗って、影響力のある人間になりたい
これから5年くらいでグループ会社である行政書士事務所などの法人化やスタッフの増員を考えています。司法書士、サポートスタッフも必要ですね。
あとは、AIの活用もしていく予定です。AIをどう業務に落とし込めるかまだトライアンドエラーではありますが、5年後になればAIも主流になっていると思います。どこまで主流になっているかはまだ読めませんが、ただ全てがAIで完結することはなく、人の作業やチェックは入ると思いますので、常に時流に乗ってビジネスを進化させていきたいと考えています。
個人的なことですと、現在35才ですが40歳までに提携している士業の方と共著の形で本を出版したいという目標があります。そして、40代で「情熱大陸」や「ガイアの夜明け」へのテレビ出演を果たしたいですね。番組に出れる基準というのは、あるビジネス分野でトップになっていたり時流に乗っていたりするそうで・・・
お客様からもっと選ばれるようにしていきたいと思っているので、会社の更なる成長のための目標として掲げています。
そして人生の最終目標は、政府の有識者会議に出ることです。新しいプロジェクトを立ち上げるときに、専門家として呼ばれるくらいの影響力のある人物になりたいですね。縁の下の力持ちとして経理や財務などの管理部門でオンリーワンになることで、次の世代に形として何か残したいと考えています。
何か一つを究めたい
高校生の頃から、将来は独立したいという夢を持っていました。じゃあ何をやりたいのか?この時はまだ具体的なことは考えていなくて、「サラリーマンはやりたくない、何か一つを究めたい」と漠然と思っていました。
その思いから大学在学中に、資格を取得できる専門学校にも通い、公認会計士の資格を取得しようとしましたが難易度が高く断念。しかし将来会計の知識を活かしたいと考えたので、会計や経理の経験を実務でひたすら身に付け、この仕事を軸に独立しようと決めたんです。
会計という仕事は極論、小学生の算数でも出来るんです。数字に苦手意識がなかったのは、小学校の時にそろばんを習っていたからかもしれません。(笑)
30代には独立すると決め、20代は独立に向けての修行であり下積み期間だと決めました。ですので、大学卒業後は一般企業に就職し経理部門でスキルを磨きました。その後29才の時に独立、経営コンサルティング業を立ち上げ、およそ2年後に法人化。個人事業主として創業してから現在6年目を迎えています。