通常インタビュー

「素の自分」で生きる人を増やす、
生き方へのサポートをしていきたい!

株式会社ココえがお

代表取締役 宇田川 康晴

通信販売業

株式会社ココえがお 代表取締役 宇田川 康晴

「“素の自分”で生きる人が一人でも多くなればいい。」その想いで会社を設立された宇田川社長。
インタビュー中、何度も「お客様のために」「みんなの笑顔のために」という言葉が出てきたところに、宇田川社長のお人柄を感じることが出来ました。
みんなが笑顔で過ごせる、そんな社会を作りだそうという熱い想いを伺ってきました。

(インタビュアー 木内)

株式会社ココえがお

課題解決業で世の中の役に立っていきたい

━ 起業までの経緯を教えて下さい。

元々はITベンチャー系のマーケティング会社で働いていました。
「世の中に価値提供できる人材になりたい」「ビジネススキルを最短で身に付けたい」という思いがあったので、若いうちから裁量権が持てて成長スピードが速くビジネスの全体像を早く理解出来るような環境で働く必要があると考えたとき、小規模のベンチャー企業ならばそれが叶うのではないかと思ったからです。

入社させていただいた会社ではWebの広告やサイトのディレクション、バナー作成など多岐にわたる業務をやらせていただきました。
やりたいと手を挙げればできる環境が自分の部署にはあり、なのでどんどんやりたいものの、最初は自分の思い描く理想の自分とのギャップで自信が持てずになかなか業務の範囲を広げて行けませんでした。
それでも徐々に教えてもらったり、アドバイスをもらいながらできる範囲が広がっていき、サイトのディレクションや新規事業立ち上げに関わらせてもらったりできるようになりました。

Webやマーケティングについて色々と学ばせていただいたと同時に、ベンチャーのスピード感を体感しました。
毎月新しい人が増えていく。どんどん会社が大きくなる経験をできたのは非常にありがたかったです。

退社後は、半年間何でも屋のような御用聞きの仕事をしていました。仕事自体で言うと100種類くらいやりましたね。ビラ配りから模様替えの手伝い、引っ越しの手伝い、更には不動産会社の社長の奥さんが飼っているチワワの散歩代行まで(笑)

独立当初は、お金も人脈もないような状態でしたが、ひたすらアポイントを取りいろんな仕事をさせていただく中で、美容メディアを運用させていただくことになりました。

運営にあたりアクセス解析をするようになったのですが、その際に女性が様々なことで悩み、しかもその悩みにピンポイントで応える商品がないことに気付きました。ここまで悩んでいる人たちがネット上で声をあげているのに、それに対してネット上で販売しているピンポイントな商品がない。ないのであれば、自分たちがその商品を作ってしまえば、その人たちを満足させられるんじゃないか、世の中の役に立てるんじゃないか、と思ったのが起業のきっかけです。

コンプレックスや悩みに対して商品というツールを通して解決してあげる、課題解決業をしていきたいと思いました。

 

株式会社ココえがお

自分達の手で商品を届ける

━ 事業内容を教えて下さい。

化粧品や医薬部外品の企画・販売事業です。

マーケティングリサーチから企画、卸しまで商品をどのようにして消費者に届けていくのかの設計を全て自分たちで行っています。

企画開発から販売までをやっている企業は少なく、大変ではありますが、自分たちの商品を自分たちで届けることですぐにお客様の声が拾えますし、市場での反響もすぐに返ってくるのでPDCAサイクルが回しやすいという利点があります。

 

株式会社ココえがお

徹底したマーケティングで悩みを拾う

━ 御社の強みや特徴を教えて下さい。

大きな企業が拾えないような悩みを、うちの会社だからこそ寄り添えるというところを武器にしています。
例えば自社製品にバストケア商品がありますが、その商品も「バストのもたつき、垂れ、形崩れで悩んでいる」というマイノリティな声を拾うことで出来上がった商品です。

意外に思うかもしれませんが、バストが重い、もたつく、垂れる、形を整えたいと悩んでいる人は結構いるんです。ただ一般的にはバストを大きくしたいという声の方が大きいので、マイノリティな声は取り上げられにくく、大手企業が参入し開発するようなことは、あまりありません。
そういった悩みを持った方がいるのであれば、その悩みに向き合い解決に導くことが私たちの役割であり存在意義だと思っています。
しっかり声を拾っていく為にも、お客様が何を求めているか、どういったことを解決したいのかのマーケティングリサーチを徹底し、社内でもしっかり考え抜くようにしています。そういったところも強みですね。

 

株式会社ココえがお

客観的視点とフラットな関係性

━ 社長が仕事をする上で大切にしている事は何ですか?

常に客観的な視点を持つことを大切にしています。
自分が良いと思っていても自己満足かもしれない、他人は良いと思ってないかもしれない。この商品を使って誰が幸せになるのか、本当に必要な商品なのかを客観的な視点で考えるようにしています。

もうひとつ大切にしていることは、誰に対してもフラットに接することです。
スタッフはもちろん、たとえお客様であったとしても、変に見栄や肩肘をはらず素の自分として接し、相手も素になってくれれば、お互い尊重しあい対等な関係を築けると思っています。

そんな風に素で生きる人が増えたら、世の中には幸せな人がもっと増えるんじゃないでしょうか。

 

株式会社ココえがお

“自分らしい生き方”に寄り添っていきたい

━ 今後のビジョンを教えて下さい。

弊社では「素の自分で生きる人を増やす」をミッションにしています。
悩みを解決してあげることによって自分らしく素のままに生きる人を増やしていきたい、お客様が思う“自分らしい生き方”に寄り添う事業展開をしていきたいと考えています。
実は、素の自分で生きることに貢献できるのであれば、手段はなんでもいいかなと思っているので、化粧品販売に限らずやっていきたい事業は、いくつかあります。
オーガニック事業も構想したりしていますね。
インスタント食品などの添加物がたくさん入っている食品を食べ続けていると老廃物が溜まり不健康になってしまいますよね。不健康であれば、おのずと素の自分を発揮できなくなってしまいます。そうならないために、自分のエネルギーに合った食品を提供し、常に素の自分を表現できる状態の体を作っていけるようなサポートをしていきたいと考えています。
例えば、無添加のドライフルーツのような健康を補助するような食品も扱ったら面白いなと思っています。

それから、弊社はリモートワークという形態をとっているのですが、それは個人が元々持っている強みが発揮される環境で働くことによって、素の自分で生きることに繋がると考えているからです。

商品をお届けする私たちが素の自分で生きていないのでは説得力がありませんよね(笑)
自分たちがまず”素”で生きることを体現するように話し合っています。それを実現していくには売り上げや利益をあげ、持続可能にしていかなければならないので、そこはビジネスとして商品を売り結果論として会社を拡大していく必要があるとは思います。それによって自分らしい生き方に寄り添うことが出来れば嬉しいですね。

PROFILE

株式会社ココえがお 代表取締役 宇田川 康晴

株式会社ココえがお代表取締役 宇田川 康晴


早稲田大学法学部卒業。新卒でITベンチャー企業に入社しWebメディア、マーケティング、新規事業立ち上げに携わる。

その後独立。個人や社会にある「負の解消」をテーマに、人の悩みや困りごとを解決するためマーケティング事業を開始。年商数千万円のベンチャー企業から大手上場企業まで、支援してきた業種はホテル、ウェディング、製薬会社、人材会社、出版社、学習塾、デザイン会社、カウンセラー、弁護士など数十業種。

その経験をもとに化粧品・医薬部外品の企画販売を行う株式会社ココえがおを設立。「素の自分で生きる人を増やす」というミッションのもと、日々奮闘中。

2019年6月6日 公開

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