体に優しく、いつも褒められる髪へ
こだわりのオーガニックでキレイを応援!
ヘアーサロンshushu
店長 岡野 優貴
美容室

店長の岡野さん自身がアトピー性皮膚炎を患っておられ、皮膚疾患のせいでカラーなどを楽しめない方へどうしたら刺激の少ない方法でキレイを届けられるかを真剣に考えて取り組まれていました。
様々なお客様にオーガニックに拘りキレイを提供する岡野さんに、今回お話を伺ってきました。
(インタビュアー 木内)

体に優しいオーガニックに拘る
オーガニックとマンツーマンにとことんこだわった美容院を展開しております。「体に優しく、いつも褒められる髪へ。」がコンセプトで、それを実現するために、髪や体に良いモノだけをとことんこだわって採用しています。例えば、私はアトピー性皮膚炎ですので、化学性の薬剤などに触れると肌荒れしてしまいます。同じ様にアレルギーがある人は、髪を染める際に化学薬剤を使うと、頭皮にダメージを与えてしまう可能性があり、自由にキレイを追求できないという悩みがあると思います。その様な皮膚や頭皮にケアが必要な方にもキレイを楽しんでもらうために、当店では体に優しいオーガニックの薬剤にこだわっています。

ノンジアミンカラーに最特化
都内では数少ないノンジアミンカラーに最特化していることが最大の強みです。ジアミンとは化学薬剤の中でアレルギーを引き起こす可能性が高い成分のことで、ノンジアミンカラーとは、ジアミンを全く含まない染料のことです。一般的には、化学薬剤にオーガニック成分が少しでも含まれていれば、「オーガニック」と謳うことができます。いわばレモン果汁1%のレモンティーです。一方、このノンジアミンカラーは100%天然由来のオーガニック成分から成っています。いわば果汁100%のオレンジジュースです。当然、体にもとても良く、当店に来られるお客様のほとんどは、このノンジアミンカラーを求めて来店され、リピーターになって頂く方も多くいらっしゃいます。
shushuではお客様の首に巻くタオル、髪を拭くタオルは『Bamboo Towel』を使用しています。このタオルは竹100%で出来ているオーガニックタオルです。タオルにまでこだわるサロンは5%程度と言われていて、特に肌の弱い方はタオルでかぶれてしまうこともあります。お客様のお肌へのトラブルを緩和できるよう心がけています。
洗う洗剤、食器を洗う洗剤、床の汚れを落とす洗剤は天然成分100%で無添加の『Bamboo Clear』を使用しております。shushuではとにかくケミカルな物をなるべく使わず環境にも優しいサロンというのが特徴です。

無理難題受け入れる
お客様と接する時、「どういう風にしたら、自分でも気に入ってもらえて、周りから褒められるようになるか」を常に考える様にしています。大手の美容院で働いている時は、あまりお客様と向き合う時間が無く、私が良いと思うスタイルをお客様に提案していました。今はまずカウンセリングを行ない、お客様がどのように考えているのか、どんな風になりたいと思っているのかを知ることから始めています。中には無理難題をおっしゃるお客様もいますが、その場合はそれを否定するのではなく、まず受け入れることを徹底しています。マンツーマンのカウンセリングによって、お客様と一緒に理想像を作り上げることを一番大切にしています。

こだわりのオーガニックをとことん追求
まずはオーガニックにこだわった現在のスタイルをとことん追求することです。私自身がアトピー性皮膚炎で苦しんでいる経験がありますので、同じ様に頭皮や皮膚に問題を抱えている人の助けになる様に、ノンジアミンカラーをもっと広めていきたいです。アレルギーや肌荒れのある人の中には、キレイになることを諦めてしまう人もいます。当店の発信でノンジアミンカラーがどんどん広がっていくことで、キレイになることを諦めかけている人に「諦めなくても良いよ」と伝えていきたいですね。また当店には男性のお客様も多くいらっしゃいます。こだわりのノンジアミンオーガニックは頭皮にも優しく、薄毛に悩む男性の方が当店に来店されています。
今後もマンツーマンと体に優しいオーガニックに徹底的にこだわり、「体に優しく、いつも褒められる髪へ。」を増やしていきたいですね。
PROFILE

ヘアーサロンshushu店長 岡野 優貴
茨城県土浦市出身。大型のヘアーサロン勤務後、恵比寿にオーガニックに拘り一人一人のお客様とゆっくりと向き合う隠れ家的サロンshushuのオープンに参加。
2019年6月7日 公開
一人一人ともっと向き合いたい
高校時代まで茨城県で過ごしていましたが、テレビで見たカリスマ美容師に憧れ、東京の美容専門学校のオープンキャンパスに参加し、「美容師を自分の天職にする!」と決めて、原宿にあるベルエポック美容専門学校に入学しました。卒業後は荻窪にある大手美容院に就職し、27歳まで働きました。学ぶこともとても多く、忙しさの中でも楽しく働いていましたが、ある時お客様を対応することや数字に追われて、一人のお客様としっかりと向き合えていない自分に気づきました。大手美容院での最後の1年間は「自分の理想の美容師像って何だっけ?」を考える1年だったと思います。そんな中、専門学校時代の同期が結婚することになり、結婚式へ参列。そこで現在の共同経営者となる同期と再会します。彼は元々オーガニックやボタニカルといった分野に長けており、アトピー性皮膚炎でその分野に興味があった私と意気投合しました。当時の悩みを話し合うと、一緒にお店を盛り上げようと、トントン拍子で話が進み、オープンに参加する事になりました。この1年間は本当に人の巡り合わせに動かされ、今の楽しい自分を作ってくれた1年間であったと思います。