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インタビュー記事interview

『生演奏の感動を身近なものに』
少ない人数だからこそ
身近な距離で感じることが出来る
本格的な生演奏を世界中へ提供。

ミニケストラ株式会社

代表取締役 小田原 大

音楽家の派遣

ミニケストラ株式会社 代表取締役 小田原 大

取材中に私の思い出の曲のクラシックバージョンをたくさん聴かせて下さった小田原社長。
音楽を聴きながら、とてもワクワクとした楽しそうなお顔をされていたのが印象的でした。
音楽が大好きで、生演奏をもっと多くの方に届けたいという熱い想いを持った小田原社長にお話を伺ってきました。

(インタビュアー 木内)

ミニケストラ株式会社

身近な距離で本格的な演奏をして感動を与えたい

━ 起業までの経緯を教えて下さい。

2016年に現在のミニケストラ(少人数でのオーケストラ演奏)の発想を思いつきました。

とても暑い日に、仕事をしながらいつものようにBGMとしてYoutubeでゲーム音楽をかけていた時です。いつも何気なく聞いていたのですが、急に「あっ、聴こえない!!」と思ったことが起業のきっかけになりました。
何が聴こえなかったのかというと、オーケストラの人数分の音です。
実際に演奏しているのは100人くらいだと思うのですが、しっかりと聴こえる音は4つくらいでした。録音状態やアナログ音とデジタル音の変換などで、どうしても聴こえなくなってしまう音があったのだと思います。素晴らしい演奏者、素晴らしい曲であっても聴こえる音が4,5人分なら、『プロ4,5人で生演奏をした方がインパクトある』『デジタル音でこれだけ感動させられるなら、生演奏はもっと感動を与える事が出来る』と考えました。それに、目の前で演奏したら音の振動を全身で感じることができ、音楽の楽しみを伝えることもできます。選曲も皆様が知っている曲にしました。知っている曲だと、自分の思い出や経験と紐づけることができ、音楽に感動するだけではなく思い出を呼び起こすことができると思いました。

演奏者の多いオーケストラは、音の厚みが出て素晴らしいのはよく分かっていますが、演奏者が多い分、場所代や人件費などの経費やリハーサルなどの日程調整で年に数回の公演しかできません。定期的に公演をするなら少ない人数が良いと考えました。弊社では現在最大5人のメンバーで演奏をしています。

ミニケストラ株式会社

多くの方に生演奏を聴いて欲しい

━ 事業内容を教えて下さい。

音楽事業の企画、制作、興行及び販売です。

主にパーティーなどではクラシックとは違う皆様の知っている身近な音楽を演奏したり、定期演奏やチケット販売も行っています。現在はレコーディングした音源をオンラインで販売する準備も整えています。

最近行ったことでは、Jリーグの横浜FCの試合キックオフ前に、キングカズこと三浦知良選手が好きなゴッドファーザーを演奏することもありました。
また新潟や沖縄などから『ミニケストラで企画して、多くの観光客を呼べないか』というお話を頂き、観光に来ていただけるようなミニケストラとのコラボイベントを開催したりしています。

ミニケストラ株式会社

プロの集まりだからできる事がある

━ 御社の強みや特徴を教えて下さい。

お客様に密着しているというのが一番の強みです。
私たちはお客様に曲のリクエストをしてもらい、編曲や作曲をして演奏しています。公演のチケット申込フォームにもリクエスト曲を書く箇所を設けています。リクエストいただいた曲の楽譜が見つからないこともありますが、『耳コピ』(音楽を耳で聴いて演奏したり、楽譜に起こすこと)をして演奏しています。メンバーがプロだからできる事です。

特徴はハイエンドかつ社会貢献もしていることです。ハイエンドの代表例としては、各国大使公邸などですね。今までフランスやドイツなどの大使公邸で演奏をさせていただきました。ミニケストラとして、世の中に生演奏の場を広げたい、芸術を広めたいとアプローチしています。

社会貢献としては保育園や養護施設で演奏させていただいております。お子様や身体に障害がおありの方は自ら出向くのが難しいと考え、私たちから訪問させていただくようにしています。お子様にはアンパンマンやドラえもんの曲を演奏すると、一緒に歌ってくれます。

ミニケストラ株式会社

演奏メインではなく、お客様メインの演奏会

━ 社長が仕事をするうえで大切にしている事は何ですか。

お客様を見るということを大切にしています。演奏の上手い、下手ではなくてお客様の満足度を大事にしたいという考えです。どうしても演奏をしていると、お客様がいらっしゃる理由は「自分たちの演奏のクオリティが高いから」「質が良いから」という『いい物を作れば売れる』というような考えになってしまいがちです。

しかし私たちの演奏はコンクールではなく、あくまでもお客様からお金をいただき成り立つビジネスです。ですから仮に演奏を少し間違えてしまったとしてもカバーすることを考えるとか、お客様が沸き立つように演奏にアドリブを入れるとか、MCで気の利くコメントをするということのほうが重要です。
例えば、弊社の開催するコンサートは0歳から入場できますので、演奏の途中で泣いたり走ったりするお子様もいらっしゃいます。このような時にはMCで「好きなポケモン何?」など問いかけて気を引くようなコメントをしています。

また、「スポーツは頭を使う芸術で、芸術は頭を使うスポーツ」というように、『考える、頭を使う』ということも大切にしています。これは、自分がどう表現すべきか、何をすべきか、5人で合わせどう表現すべきか、どうすれば感動を与えられるか、ということを考えていきたいからです。やはり演奏するだけに特化せず、ショービジネスとしてお客様に感動してもらうことを一番大切にしていきたいです。

それとギブ(与えること)を大切にしています。どうしてもテイク(もらうこと)になりがちですが、私たちは圧倒的にギブをし続けていこうとメンバーとも話しています。

 

ミニケストラ株式会社

『音楽+α』で生演奏を聴く場を増やしたい

━ 今後のビジョンを教えて下さい。

生演奏がより身近な街づくりをすることがビジョンです。生演奏を聴いていただく機会をもっと増やしたいと思っています。
生演奏を聴くのは、年1回という方もいらっしゃると思うのですが、これを年2回3回と増やしたいです。そのために、音楽+αとなるアイディアを考え、演奏する場をまず増やしていこうと思っています。例えば以前、沖縄の美ら海水族館で『音楽+水族館』という形で演奏させていただきました。また、昼間のお仕事などをされている方が音楽でリラックスしていただけるよう、オフィスや公園で演奏ができないかと考えています。

その他には、海外にも活動を広げていきたいです。インバウンドを意識して外国の方が好きな日本のアニメ音楽を演奏したり、海外のジャパンイベントなどにも出たいですね。すでにドイツのイベントやシンガポール、台湾には行って演奏させていただきました。今活動をしたいと思っているのはフランスです。外国の方に人気のあるアニメ(ポケモンやキャプテン翼など)を海外で演奏するのは、とても喜ばれるのではないかと思います。

PROFILE

ミニケストラ株式会社 代表取締役 小田原 大
ミニケストラ株式会社代表取締役 小田原 大

2013年グーグル・ジャパンに入社。その後グーグル・クラウド・ジャパンにて GCP ビジネス拡大のエコシステム作りを技術的な面から行う仕事に就く。
2017年1月27日にミニケストラ株式会社設立。

2019年6月10日 公開

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