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インタビュー記事interview

生演奏をもっと気軽に、身近に。
演奏者・音楽と共に成長していく企業。

株式会社エル・マジェスタ

代表取締役 阿部 志織

音楽家の派遣講師音楽指導

株式会社エル・マジェスタ 代表取締役 阿部 志織

キレイで魅力的な阿部さんの笑顔に、女性記者の私も心を奪われてしまいました。
阿部さんの音楽に対する強い想いを伺ってきました。

(インタビュアー 木内)

株式会社エル・マジェスタ

ふとしたきっかけにより、わずか2ヶ月で会社設立!

━ 起業までの経緯を教えて下さい。

10歳の時に小学校のオーケストラ部でバイオリンと出会い、それからバイオリン漬けの生活が始まりました。小学校、中学校共にオーケストラ部が有名で、部活動の他にも千葉のジュニアオーケストラにも所属していました。高校に入り、バイオリンから離れる時期もありましたが、やっぱりバイオリンが好きという事に気付き、思い出作りの為に地元でバイオリンの路上ライブなどを行ないました。路上ライブが地元で話題になったことがきっかけで、地域の夏祭りでの演奏に招待されるという経験もしました。バイオリンが仕事になるということを実感できたのもこの時期です。その後、音大には進まず英語コミュニケーション学部のある大学でアナウンサーを目指し、土日はバイオンリン演奏の仕事や、イベントの司会、ラジオのパーソナリティーなどの仕事をしていました。しかし、就職活動では希望のアナウンサー職は全て失敗。司会やバイオリンの仕事で安定した収入があったこともあり、大学卒業後も就職はせずに、イベント会社などに自分を売り込んで仕事を獲得する生活を続けました。

2011年3月11日に東日本大震災があり、エンターテインメントの自粛から演奏や司会の仕事が全て無くなってしまいました。その為、同年6月に『かっこいいオヤジになる為のバイオリン教室』というものを始めました。初期投資が掛からず、自分の技術だけで稼ぐことを考えた時に、このビジネスを思いついたのです。この頃に自分には音楽の仕事があるのに、音大出身の周りの音楽仲間には活躍の場があまりないということに気が付きました。それがきっかけで40歳くらいまでには音楽事務所を開いて、音楽の仲間にも活躍の場を提供したいと漠然と考える様になりました。

かっこいいオヤジになる為のバイオリン教室を続けながら、起業家の集まりなどに参加をしていましたが、2015年の9月に女性だけのイベントをやりたいとオファーを受けたことがきっかけで、そのわずか2ヶ月後の11月に会社を設立するという急展開が訪れます。元々は20人程度のオーケストラでイベントのオープニングをしようという企画でしたが、イベンターから「1人1人に報酬を払うのが手間なので、一括で支払いたい。だから会社を興して!」と言われたのがきっかけでした。40歳くらいに音楽事務所を作りたいと漠然と考えていたことが、何と10年くらい前倒しになったのです。こうして、女性限定の音楽事務所である『株式会社エル・マジェスタ』が誕生しました。

株式会社エル・マジェスタ

感動の生演奏をもっと身近に

━ 事業内容は何ですか?

一言で表すと、企業の行事や商業施設のイベントへの『音楽家の派遣』が事業内容です。WBC(ワールドベースボールクラシック)への派遣実績もあります。弊社には女性の音楽家である『ウーマンオーケストラ』のメンバーが100人います。

弊社では気軽に生演奏を楽しむことができる『ポケットオーケストラ』というサービスを提供しています。これはお客様の予算や空間に合わせて、ウーマンオーケストラのメンバーを派遣するというサービスで、最近ではレストランへの派遣が増えてきています。まさにオーダーメイドの生演奏です。オーケストラや生演奏と聞くと敷居が高い感じがしますが、ポケットオーケストラは少人数での派遣となる為、お客様との距離も近く、気軽に生演奏を楽しんでもらうことができると考えております。

 

 

株式会社エル・マジェスタ

100人のウーマンオーケストラ

━ 御社の強みや特徴を教えて下さい。

女性に特化し、女性だけで構成しているという点が特徴です。またウーマンオーケストラという100人から成る組織があることが一番の強みと考えています。

またウーマンオーケストラのメンバーは、ただ演奏の技術があれば良いという訳ではなく、見た目やMCなどにもこだわり、訓練を受けているので、誰にでも真似ができるわけではありません。唯一無二の存在であるということが強みです。

株式会社エル・マジェスタ

主語は私ではなくウーマンオーケストラの演奏者

━ 社長が仕事をする上で大切にしている事は何ですか。

『主語を私にしない』ということを心がけています。以前からお客様に対しては、主語を自分にせず、クライアント目線で考えることを徹底しており、それが仕事を良い方向に進めていましたが、弊社の登録者であるウーマンオーケストラのメンバーに対しては、心のどこかで『私に従ってくれる』と考えていたと思います。しかし、100人もいる組織なので、私の伝えたいことがうまく伝わらず、『なんでこんなに伝わらないのだろう』と悩んだ時期もありました。そんな時に『主語を私にしない』ということを考えるようになり、相手目線に立って物事を考えるように意識を変えました。そうすることにより、自分の伝えたいことも上手に伝わる様になっていったと思います。ウーマンオーケストラのメンバーと私の関係は、最初はピラミッドの様な関係でしたが、現在は違います。私とメンバーの関係はあくまでフラット。但し代表者は私なので、私が先頭に立つイメージです。当然、責任は取りますし、物事の判断も行ないます。少し伝えるのが難しいですが、私は『上に立っているのではなく、前にいるだけ』ということです。

あとは当たり前のことを当たり前にするということを心がけています。例えば、連絡や挨拶、時間を守るなどです。これは演奏技術よりも大切だと考えています。この当たり前が安心感を生み、リピーターが増えることに繋がります。

株式会社エル・マジェスタ

音楽に携わる人たちの未来を応援したい

━ 今後のビジョンを教えて下さい。

まずはウーマンオーケストラを100人から1000人にしたいですね。次のステージとしては、ウーマンオーケストラのメンバーの子供たちでオーケストラを作りたいとも考えています。

大きなビジョンとしては、日本全国のレストランで生演奏がどこでも当たり前にある社会を作りたいとも思っています。日本では生演奏やオーケストラと聞くと、どうしても敷居が高いと思われがちです。気軽に手軽に生演奏の魅力に触れることができる社会にしたいですね。

あとは音楽家専門の学校のようなこともしたいと考えています。日本の音大では演奏技術は教えてもらえますが、その後の仕事に繋げる方法は教えてもらえないという問題があります。音大を卒業しても仕事を見つけることができない人がたくさんいるので、その人たちが仕事を見つけることが出来るように、サポートをしていくシステムも作りたいです。社会人としてのスキルから、仕事の見つけ方まで多面的にサポートし、音楽に携わる人たちの未来を応援したいですね。

 

PROFILE

株式会社エル・マジェスタ 代表取締役 阿部 志織
株式会社エル・マジェスタ代表取締役 阿部 志織

ミス・ワールドジャパン2014ファイナリスト
和奏女子楽団「ウーマンオーケストラ」主宰
バイオリン教室「かっこいいオヤジになるためのバイオリン教室」主宰
株式会社エル・マジェスタ代表取締役

2019年3月18日 公開

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