通常インタビュー

人々の理想や夢を具現化する!
コンサルティングやフィンテックで未来志向の資産を実現する企業。

株式会社embody

代表取締役 松田 瑛永

コンサルティング業

株式会社embody 代表取締役 松田 瑛永

終始優しい笑顔で分かりやすく事業内容等を説明して下さった松田社長。
「自分達がワクワク出来る仕事をしていく為なら、リスクを負っても構わない。」とお話しして下さった一言に、仕事を全力で楽しんでいる事が伝わってきました。

(インタビュアー 木内)

理想の現実化に向けて

━ 起業までの経緯を教えて下さい。

学生時代に起業してみたいと考えた時期もありましたが当時は具体的な起業計画が思い浮かばず、また自由度の高い金融業務に携わりたいとの思いから大学卒業後はJAグループに就職しました。法学部出身ということもあり管理部に配属され法務や経営企画業務を担当させていただきましたが、そこで商売のスキームを精査しアドバイスを行う、というビジネス全体の流れを学ぶことが出来た点は起業をする上で良い経験になったと考えています。

 

その後、自身の実家が専業農家であり元々農業に興味があったこと、JAグループの会社で働く中で農業界に対する知見を蓄えていたこと、そして何より当時在籍していた会社の現状維持方針と自身とのミスマッチを感じたこともあって、入社4年目の時に農業関係の人材会社への転職を決めました。ここでの仕事を通して中小企業で働く方や農家の方々と触れ合う中で、「彼らの理想を現実化してあげたい」と感じ、人材会社へ入社してから4年後に起業することを決めました。

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コンサルティング事業をメインとした新たな資産価値の創造

━ 事業内容を教えて下さい。

弊社では主に2つの事業を行っています。

 

1つ目はコンサルティング事業です。特に中小企業様や地方の企業様をターゲットにサービス立ち上げや拡大販売のサポートをさせていただいております。単なる調査やマーケティングではなく、企業様の相談を通して補助金の提供を無償で行うといった様に、コンサルティングと投資の中間の様な役割を果たすことで企業様に新しい風を吹き込んでいく活動をしています。

 

2つ目はフィンテック・ヘルスケア事業です。仮想通貨の登場に代表される様に様々なモノの価値が変動していく中で、将来的に資産としての価値を有するのは人間1人1人の能力と体のみになるであろう、と我々は考えています。集めたデータを判断材料に生薬やサプリメントを駆使して体の器官を改善し、資産としての健康体を思い通りにデザイン出来るサービスを提供していきたいと考えています。

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フットワークの軽さと中小企業に対するノウハウ

━ 御社の強みや特長を教えて下さい。

1つは柔軟性や機動力です。一般的なコンサルティング会社の様に工数で見積もりを出すのではなく、初期は無料でサービスを提供させていただく、あるいは成果報酬制を導入する等、企業様の将来性や想いを汲み取った動きが出来る点は強みであると考えています。

 

もう1つは地方企業・中小企業の悩み事には強いという点です。私自身がこれまでの職歴で培った地方のネットワークや農業分野に関するノウハウを活かすことで、地方の方々の悩みを解決させていただいております。

 

また弊社では、個々の産業分野に対して専属の社員を配置するのではなく社外の人間、いわゆるコンサルティング業務以外も経験してきた方々も交えて、共同で業務に当たる様にしております。

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リスクを恐れず、必ず実現する

━ 社長が仕事をする上で大切にしている事は何ですか?

私が大切にしていることは主に2点です。

 

1つ目は、自分達がやりがいを感じる仕事、やって良かったと思える仕事のみを基本的には扱うという点です。我々が総意として「このリソースさえあればより良い社会・面白いサービスが実現する」と感じるものに対しては、我々としてもリスクを取って投資を行う、というのをモットーとしています。

そして2つ目は、基本的に出来ないことは無い、不可能と思われる点は打開するという大前提に立った上で業務に取り組むという点です。これまでの職場でお金や人員が豊富な状況・乏しい状況の双方を味わった経験から、サービスを提供する私達としては「出来ない」というスタンスは基本的にとらないようにしよう、と考えています。

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夢や理想を実現するシステムの具現化

━ 今後のビジョンを教えて下さい。

生きている人達が自分の夢や理想を、ある程度道筋を立てて達成出来る様な世の中のシステムを民間企業として実現していきたいです。

我々が取り扱っているフィンテック・ヘルスケア事業もこの将来的なビジョンを達成する為の布石として、「資産は自分の体と能力のみである」というゴール地点に向かって繋がっていくものであると考え進めているものです。銀行がお金を貸す際に考えていることは、「この人は将来どれだけのお金を稼いで返してくれるだろうか?」ということなんですよね。お金が価値判断の仕組みである以上、将来人の価値を決める場面で金融の知識が引用される可能性は高いと思います。フィンテック事業は、将来残るであろう「自分自身」という資産に対する価値評価を行い、サービスを提供していく場面において重要となるだろう、と考えています。

こうした取り組みを個人情報に配慮した形でデータ収集を行いながら進めていくことで、例えば転職市場などで人材の価値を年収の数値で評価し、更に転職元となる企業との間で契約金制度を導入することで、転職エージェントを介さずとも転職活動が可能となる、といったシステムの具現化も可能となると考えています。

お客様の未来はコンサルティング事業で具現化する、そして自分達の思い描いている理想はフィンテックやヘルスケアの部門で具現化していく、というのが今描いているビジョンです。

PROFILE

株式会社embody 代表取締役 松田 瑛永

株式会社embody代表取締役 松田 瑛永

成蹊大学法学部卒業後、リース会社に入社。後に農業系の人材会社に転職。その後、株式会社embody設立。

2019年3月27日 公開

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