高い専門性を持ち、個々の不動産に
新たな価値を見出すことをミッションに
常に現場主義で行動する。
株式会社ハーキュリーズ・リアルティ
代表取締役 笹尾 荘吾
事業用不動産売買仲介不動産

不動産業界一筋の笹尾社長。お会いした瞬間から、優しい笑顔で出迎えて下さいました。
カジキやマグロなど大物釣りが趣味という笹尾社長のオフィスには、大会トロフィーや大きなルアーなどが飾られ、遊び心も忘れない素敵な空間が広がっていました。
今回は、そんな笹尾社長にお話を伺ってきました。
(インタビュアー 木内)
北海道から沖縄まで日本全国に対応!売買仲介と問題解決型の不動産コンサルティングを提供
全国の不動産について売買仲介業務とコンサルティングを行っています。不動産仲介業と聞くと一般的には住宅の販売や賃貸アパートの斡旋などを連想されると思います。われわれが駅前の不動産屋さんと異なるのは、エンドユーザー向けの住宅ではなく、事業用不動産に特化しているという点です。事業用不動産には1棟の賃貸マンション、1棟のオフィスビルといった収益性(賃貸収入)を目的としたものや、本社ビルや工場、倉庫、病院といった法人の本業に関連したものも含まれます。
私どもは売主・買主のマッチング業務(売買仲介)はもちろんですが、流動性を失った不動産に光を当てることで新たなポテンシャルを引き出すことも得意とするところです。ホームページには弊社が手掛けた不動産ソリューション事例がありますので、ぜひご覧になってください。(歯科医院の債務整理に伴い、保有不動産を投資物件として再生させることで歯科医院の継続を実現させながら新たな投資家にバトンタッチした事例など)

幅広く高い専門性を持つ、不動産プロ集団
全国どこでも、どのような種別の不動産でも取り扱えることが強みです。
私どもが扱う不動産は1棟の収益マンションやオフィスビルだけではなく、工場や病院、ゴルフ場に配送センターなど実に多種多様です。バブル崩壊後に経験した全国各地の不良債権処理を手掛けたときのノウハウが今に活きており、幅広く高い専門性をご評価いただけていると感じています。
例えば東京に拠点のある法人様が地方都市に所有する不動産を売却し、より収益性の高い都心部の資産に組み換えるお手伝いなどを得意としています。地方都市にある遊休地や不採算店舗をどうするかなど、資産の最有効利用は何かをお客様の希望に沿って考え、お客様の将来を見越した答えに導くことを信条としています。
また、法人向けコンサルティングの他に、個人富裕層向け不動産投資コンサルティングをご提供しています。お客様の投資経験や希望する条件に沿った収益不動産をご紹介し、購入・運用・出口戦略のすべてのフェーズでアドバイスをさせていただきます。1棟の収益マンションやオフィスビル、店舗など、一般には未公開の情報を中心にご案内しています。

その不動産の持つポテンシャルを未来へつなげること
徹底した現場主義であり、個々の不動産に新しい価値を見出す工夫を続けることを心掛けています。不動産には潜在的なポテンシャルが眠っています。気付かれていない光の当たっていない不動産の価値を発見することが何にも勝るよろこびであり、その価値を未来につなげていくことが使命だと考えています。
今後も当社は高い専門性を持ったプロフェッショナル集団であり続けたいですね。
他社に負けない専門性の維持と、情熱を伝播させること
まずは全国対応を続けていきたいと思っています。このスタイルがあったからこそ、いまのハーキュリーズ・リアルティがあるからです。そして、金融機関、サービサー、不動産会社、弁護士、税理士、投資家といったこれまでのネットワークを駆使して、お客様にとってより良い問題解決を提供していきます。
今後はブログを中心に情報発信を続けていきます。バブル崩壊時から現在に至るまでに私たちが経験してきたことや知識は惜しみなく伝えていくつもりです。少なからず誰かのヒントになり役に立つと信じ、情熱をもって伝えていきたいと思います。
PROFILE

株式会社ハーキュリーズ・リアルティ代表取締役 笹尾 荘吾
不動産業界一筋で経験を積み2001年10月10日に株式会社ハーキュリーズ・リアルティ設立。
株式会社ハーキュリーズ・リアルティ
コラム
2019年1月23日 公開
劇団設立から、バブル崩壊後の激動の不動産業界へダイブ
山口県で生まれ、大学進学を機に上京しました。大学時代に設立した劇団で卒業後も活動することを考えていましたが、自分の才能と自信の限界に向き合い断念。きっと他に自分を活かせるところがあるはずだと、富裕層向け高級マンションを開発するディベロッパーへ就職しました。販売や企画開発など10数年間勤めた後に独立しました。
当時はバブル経済の後始末で不良債権処理が始まったばかり。外資系投資ファンド(ハゲタカファンド何て呼ぶ人たちもいましたね)による大規模な不動産買収や企業買収が日本中を席捲しようとしていました。
そんなとき、旧い友人が経営する不動産鑑定事務所からある相談を受け、起業を決意することになります。
その相談とは、すでに始まっている不良債権処理には欠かせない買収時の不動産デューデリジェンス(物理的・経済的精査)、そして売却時のマーケティング(売買仲介コンサルティング)をワンストップで提供できないかという問いかけでした。不動産評価・精査の専門家である不動産鑑定士のサービスだけにとどまらず、ファンドにとって最も重要な出口戦略の遂行(物件の売却)についてもグループ企業内でサービスを提供できることは強い競争力があるのではないかと。大手不動産会社では今でこそ当たり前のサービスですが、当時はまだまだ確立されたビジネスモデルもなく、私はそこにビジネスチャンスを見い出したのです。