改修工事専門のコンサルタントとして
皆様のマンションの資産を守ります。
株式会社ディー・アール・シー ー級建築事務所
代表取締役 惣谷 健太
大規模修繕工事総合コンサルティング
趣味は百名城を巡りスタンプを集めることと教えて下さった、根っからの建築物好きの惣谷社長。
オフィスは、LEGOの建築シリーズ・有名建築物の絵画が飾られている素敵な空間でした。
(インタビュアー 木内)
正確な診断を基に改修設計
・大規模修繕工事総合コンサルティング
・建物調査/建物診断(大規模修繕工事前の経年劣化診断)
・改修設計(仕様書/概算金額書の作成)
・コンサルティング(業者選定/工事監理)
・長期修繕計画書作成
・耐震診断/耐震補強設計
・内覧会立会い
・新築アフター点検、アフターサービス工事監理
・法定点検(定期調査報告)
診断機材を自社保有している
会社立ち上げ当初は、マンションの管理会社さんとのお付き合いの中で、主に調査診断のお仕事を手がけました。
1件1件実績を積み重ね、信頼にお応えしていく中で、次第に他の積算や改修設計のお仕事をいただけるようになりました。
このように、建物調査診断から始まっていることもあり、様々な診断機材を自社で保有しています。通常、外壁の浮き調査は、打診ハンマーというもので外壁を叩くだけの診断が多いなか弊社では赤外線センサーを使用したり、電磁波を利用したコンクリート内部鉄筋調査・コンクリート圧縮強度を非破壊で測定する機材など、様々な測定機材を使用し正確に診断しています。
このような診断は、外注に頼む設計事務所が多いですが、弊社では今まで1000棟以上の劣化現象の確認を自社の保有機材を使用して、技術者として自分の目で診て、正確に判断し設計しています。
また、マンションの内覧会の立ち合いも行っています。しっかりと丁寧に不備や施工不良が無いかを確認しています。そうしたことの積み重ねで、お陰様でお客様の半数以上がリピーター・ご紹介で成り立っている事も強みです。
培った経験を活かし、より喜んで頂けるサービスを
大規模修繕で、今まで多くの管理組合様に喜んでいただきました。この培ってきました経験・ノウハウを活かし、大規模修繕や設備修繕だけでなく、専有部(住戸内部)のリフォーム相談、耐震グッズの開発販売、あるいは総合防災コンサルティング領域への進出により、一層マンションにお住まいの方のプラスになることに携わっていきたいと思っております。
また、今は少数精鋭で業務を行っていますが、将来は会社も大きくしていきたいので、今の少数精鋭を少しずつ増やしていきたいと考えております。
PROFILE
株式会社ディー・アール・シー ー級建築事務所代表取締役 惣谷 健太
大学卒業後、ゼネコンに就職。その後設計事務所、改修リニューアル専門会社に勤め、株式会社ディー・アール・シー 一級建築士事務所を設立。
http://www.drc7.com/
2018年11月28日 公開
新築から改修・リニューアル専門へ
昔、テレビドラマなどでサラリーマンがよく謝るシーンをみて、漠然と『意味も無く人にペコペコ謝る仕事はしたくない。』と幼い頃からずっと思っていました。私の父親も建築業をしていました。父は仕事でペコペコする事も一切なく、色々なお客様に意見を言っている姿を見ているうちに、素晴らしい仕事だと私も自然と興味を持ち、大学で建築について学びました。
その当時は、建てるのも設計するのも、何をするのも新築だったので、まずゼネコンに就職しました。そこでしばらく経験を積んだ後、設計事務所に転職しました。この設計事務所でも様々な事を経験させて頂きました。次に転職したのが、建物の改修・リニューアルを専門にしている会社でした。
当時、建築技術の開発は従来、新築を対象にしたものがほとんどであり、改修・リニューアルに関しては、体系化された技術など無いに等しい状況で、要するに私にとって未知の領域で、とても興味を持ちました。
この会社では、経営に連なるポジションでやりがいを持って働きました。
大規模修繕工事を主にしている工事会社として工事を請けていた時に、ふと『工事の必要性や工事範囲・内容・スケジュールなども含めて一切合切、マンションを管理する管理会社などへ任せっきりになっていたこと』に疑問を持ちました。
本当だったら、発注者がもっと主体的・積極的に関与すべきではないか。積み立ててきた大切な修繕費が何のために、どう使われるのか、もしかしたら、きちんと査定されていないのではないか。それで本当に、自分たちの大切な住まい・建物の快適性や安全性、資産価値の維持・向上を図れるのかなど。工事を請ける側でしたが、色々なことに改めて気づかされました。
管理会社1社が責任施工で、全く競争もなく、価格が適正かどうかも分からないで発注する。これではいけないと思い、建築士として、また改修・リニューアルを経験しノウハウを積んできた技術者として、管理組合様の役に立つ仕事が出来ないかと、新築ではなく改修専門の設計事務所を立ち上げたいと強く思うようになり独立いたしました。