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インタビュー記事interview

“他の誰も真似できない付加価値は、
自考自働する、一人ひとりから生まれる”

ヱビナ電化工業株式会社

代表取締役 海老名 伸哉

各種素材に対する電気めっき及び無電解めっき

ヱビナ電化工業株式会社 代表取締役 海老名 伸哉

ヱビナ電化工業様は、創業72年目を迎えられる伝統のある会社であり、めっき加工の表面処理技術のパイオニアです。
とても気さくで紳士な創業3代目の海老名伸哉社長をご紹介します。
(インタビュアー:三上)

ヱビナ電化工業株式会社

弛まなく成長するのには欠かせない“2つのそうぞう”

━ 御社の事業内容と特徴を教えて下さい。

当社は表面処理のめっき加工で、“電気めっき”や“無電解めっき”を中心としためっき加工の会社で、様々な材料にめっきができる事が特徴であり、開発する事ができる技術力と色んな事にチャレンジする土壌を持っているのが強みです。
通常のめっきというのは金属にめっきする事が多いのですが、当社はプラスチックやガラス、セラミックスの上にめっきができる技術を持っています。
他社はそこまでやらないのですが、当社はそういうところの技術を磨き続けています。
あとは、“めっき液”という液体で数値管理をするのですが、それに必要な分析装置を色々と駆使しながら行っています。
分析装置を使って分析できるという事は、正確な分析値が出るので、その分析値に基づいて安定管理をしています。それが安定になると、良いものができるのです。
そのため、分析解析装置を駆使しながら試作の検討も行います。
2つの考え方があると思いますが、1つはお客様からご要望を頂くマーケットインの考え方と当社の技術でイノベーションするという考え方です。
“2つのそうぞう”と当社では表現しているのですが、お客様に使って頂くような技術を開発する事をイマジネーション(想像)して、それをクリエーション(創造)する。
つまり、どういうものを作らないといけないのかお客様のお話を伺って色々と想像し、それを実際に創造するのが当社の仕事になります。
技術開発と市場開発の両方をしっかりやっていくというのが、当社が弛まなく成長するのには一番大事な事だと感じています。

ヱビナ電化工業株式会社

“最後の砦”を担う会社として、最良のご提案をする

━ 御社は様々なものにめっき加工していますが、そのアイディアはどこから生まれるのですか?

お客様から、「こういう物を作りたい。」というご要望を頂いて、それに対して問題解決をご提案するのが当社の役割です。
そもそも当社は“ものを売る”という商売ではないので、当社が持っている技術でお客様の問題を解決するというスタンスで取り組んでいます。

そのため、お客様から課題をご提出して頂いて、そこで初めて成り立つ商売なのです。
お客様は当社に来られる前に様々な企業を回られて、最終的に他社が諦めたものが当社の所に来て、当社が最後の砦としての役割を担っています。
お客様は当社に来られる段階で、今抱えている案件はとても難しい案件だという事を既にご認識しているので、最後の砦を担う当社としては、最良のご提案をする覚悟で請け負っています。

ヱビナ電化工業株式会社

“自考自働”できる組織集団

━ 仕事をする上で心掛けている事を教えて下さい。

誠実に謙虚であるという事と当社は技術を扱っているので、技術を客観的に見るという事を心掛けています。
もの作りの会社なため、一日で出来るという事ではありません。
失敗したりして試行錯誤の積み重ねでやる仕事なので、技術的な事を客観的に見る考え方は、当社のもの作りでは欠かせない大事な要素になります。
あとは、スピードを意識しています。
どうしようかなと地団駄踏んでいるより、行動しながら考える事が大切だと思います。
私は“自考自働する”と表現しているのですが、状況が変わったらそれを自分で感じて、臨機応変に対応できるようにする意識付けをしています。
その判断力は、持ち続けなければいけません。
私は海外にもよく行くのですが、その理由は、やはり危機感があるからです。
日本でも情報収集できるのですが、日本は島国ですし、限界はあると思います。今の時代、もの作りに関しては中国などの方が進んでいます。
そういう時代の中で、日本だけにいるという事は非常にリスクが高いので、井の中の蛙にならないように、自分の視野を世界に広めなければいけないと考えています。

ヱビナ電化工業株式会社

人間らしい仕事ができる会社を目指す

━ 最後に、今後のビジョンを教えて下さい。

昨今は、通信業界や自動車業界などの業界が変わる時代です。
IT化が進む中で、当社を必要としてくれている企業も大事ですが、新たな分野に目を向ける事も大事な事で、自分達で限界を作らないようにしています。
人間らしい仕事ができる会社になるために、日々改善し新しいものを生み出すという姿勢が大事で、ITが進んでも、五感を活かすというのが人間らしい仕事だと思っています。
当社には価値観を共有する“クレド”という小冊子がありまして、週に一回は全社員で読み合わせ、人間らしい仕事ができる会社になるための共通認識として、常に頭に入れて仕事に取り組んでもらえるようにしています。
新しいものを感じながら、そこに必要なものを提供し続ける事ができる会社にしたいですし、AIなどが進歩した時に、使われる側にならないようにという意識を持って取り組んでいきたいです。
また、たとえ社長がいなくても、自分で考えて働くという“自考自働”の精神を持つ会社に成長していきたいと思っています。

PROFILE

ヱビナ電化工業株式会社代表取締役 海老名 伸哉

1976年 東京都出身
成蹊大学法学部卒業。
2002年、ヱビナ電化工業入社。
2009年12月、代表取締役社長に就任。

サイトURL
https://www.ebinadk.com/

2018年10月12日 公開

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