良質なサウンドで本格ライブが出来る
クラブ・ライブハウス
Nostyle
代表取締役 服部 範夫
クラブライブハウス

「従業員とお客さん、みんなが楽しんでくれる空間を作りたかったんだ。」と優しい笑顔でお話しして下さった服部社長。
渋谷で人気のライブハウス“Nostyle”についてお話を伺ってきました。
(インタビュアー 木内)

本格的なライブが出来る
クラブ・ライブハウスをやっています。
渋谷駅から徒歩3分という好立地に加え、小型店ながらメインシステムではLINE6を起用していることで、大型店にも引けを取らない良質なサウンドが魅力です。
DAY TIMEではライブを中心に、NIGHT TIMEではクラブミュージックを中心にイベント開催が可能。Nostyle主催イベントも多く、様々なアーティスト達が出演し、オーディエンスが楽しめる空間を提供しています。
渋谷という立地でリーズナブルに利用できる面でも好評を得ています。

革命的な料金設定
一番の特徴は箱代(クラブ会場を借りる代金)が革命的に安い事です。
私がお店を出すきっかけにもなった、気軽にイベントを楽しんでもらいたいという思いから、箱代を低価格に設定しています。
他には、お酒が安いことです。
お金のない若い世代の人たちに、無理してお酒を飲んで欲しくなかったので、気軽に楽しめるようお酒の値段を安く設定している事です。
関わる人全てが楽しめる空間
クラブの店員は、私の経験上態度が悪い事が多かったので、従業員にはお客さんへの態度・対応を徹底して教育する事を大切にしています。
機材やシステムなどが分からないイベンターさんに、とにかく丁寧に教えるよう従業員教育を行っています。
他には、従業員が楽しく仕事が出来る環境を作るようにすることです。
限度をわきまえて楽しくやってもらえるなら、従業員にはお酒は自由に飲んでもらって構いません。
お客さんと一緒に楽しく仲良く盛り上がってくれれば良いなと考えています。
良いイベントだけに
今はまだ箱代をいくらか取っていますが、いずれ無料にしたいです。
良いイベントだったらお客さんがたくさん入るし、箱代が無くなればエントランス代も無くなるので、更にお客さんが増えてお酒もたくさん出て成り立つようになります。
本当に良いイベントだけしか残らなくなれば無料でもしっかり成り立つのです。
Nostyleで扱うイベントは、全て良いイベントだけにしていきたいです。
PROFILE

気軽にイベントを開ける場所を作る為に
元々バックダンサーをしていたのですが、それだけでは食べていけず下北沢のクラブでアルバイトを始めました。
バイトを始めて二カ月で、店長や他の従業員がごっそり辞めてしまうという出来事があり、オーナーから「お前が店長をやれ。」と言われ、右も左も分からないままやる事に。
当時は、クラブを貸し切ってイベントをやるのに、すごくお金がかかっていました。
お客さんが一生懸命イベントをやっているのに、最終的に赤字でイベンターさん同士が揉めたり、借金してクラブ会場を借りてお金を払っているのをたくさんみてきたのです。
チケットのノルマが課されることで、イベント開催することが重くのしかかるというDJがたくさんいたので、もっと気軽にイベントを楽しめる場所を作りたいと考えるようになりました。
そして、クラブカルチャーの渋谷に店をオープンさせました。