通常インタビュー

－　主な活動内容・事業内容について教えてください。

臨床心理士で心理学を専門に仕事しています。
事業としてはメンタルビジョントレーニングを用いて企業の研修を行ってます。
心理学をより分かりやすく伝えていく活動をしています。

－　心理学というと難しそうですが、どのようにして分かりやすく伝えるのですか？

難しいのというより、間違って解釈されていることが多いんですね。
そもそも、メンタルという言葉に対してネガティブなイメージあるようで、メンタルケアという言葉を聞くと、弱い人がするものっていうイメージがあったり、すごく「メンタル」というものを仰々しくとらえている方が多いので、まずは、心理学をポジティブなものとしてとらえてもらえるようにしています。

心理学をもっと身近に

－　確かにメンタルの話をするときに固くなる感じはありますね。

そうなんです。メンタルという言葉に対して「私には関係ないです」といった方が多いのですが、実は日常的に心も体も健康な状態の方にこそ「予防」としてのメンタルケアの大事さを知って頂きたいんですね。

臨床心理士として、1対１のカウンセリングをしていると、相手はすごく重い状態の人ばかりなんですが、もっと早い段階でメンタルケアをされていれば、と思うことが多いんです。

メンタルケアの場合、つらい状態になってからでは行動をかえるのは難しい事が多いです。ですのでちょっとおかしいかな？と思ったときに、気軽な気持ちでカウンセリングを使っていただいたりと、健康でパワーのあるうちに、行動を起こしておいて欲しい。心の健康を保つ「予防」行動をしておいて欲しい。

例えば、「カラダの健康のために何をしていますか？」という質問には、食べ物に気を付けている、ストレッチをしている、といったように答えられる人は多いのですが、「ココロの健康のために何をしていますか？」ということに対して答えられる人は少ないんです。