通常インタビュー

「リフォームといえば松倉!!」をキャッチフレーズに、若さを活かして走り続けます。

株式会社松倉設工

代表取締役 松倉 邦昌

水回りの総合リフォーム業

株式会社松倉設工 代表取締役 松倉 邦昌

「お陰様でビジョン通りに来ている。5年後は夢じゃない。むしろ掴みに行く。“ビジョン”は必ず達成しないといけないものであり、達成すべきもの。」
そう力強くお話しされた松倉社長が、とても印象的でした。
人に対しての偏見が無く、人を大事にしているからこそ、助けてあげたいと思われるのではないかなと感じます。そんな物腰が柔らかく、とても明るくて楽しい事が大好きな松倉社長をご紹介します。
(インタビュアー:三上)

株式会社松倉設工

信頼し合える仲間により助けられた

━ 御社を設立されたきっかけとその後の経緯を教えて下さい。

私は18歳の時から24歳の時までトラックの運転手として勤務していたのですが、何か他の仕事も経験してみたいと思っていたところ、たまたま地元の水道屋さんにアルバイトとしてご縁を頂きました。
最初に経験した仕事が、一輪車に砂利をたくさん積んで運ぶところからで、スコップも使ってはいけない状況でした。それを思い出すと懐かしく思いますね(笑)そこから約2年位、ただひたすら毎日目の前にある仕事をして、一日早く終われば良いなと考えていたのですが、そのうち、従業員のほとんどが社長と方向性が合わなくて、どんどん辞めていき、気づいたら私だけになっていました。
元従業員から、「なんで辞めないの?」と聞かれたのですが、私は特に疑問に思っていなかったのですね。
私は、その後も働いていたのですが、ある時、社長から「明日、ここに行ってきてね。」と図面を渡された時に、図面を見て何も分からなくて、「俺、今まで何やってたんだろう。何もできないじゃん。」と気づかされました。
アルバイトから一年後には正社員に昇進し、そこから意識が変わって、自分の技術が何もなくて恥ずかしく、現場に行っても何もできないと思い、そこから躍起になって色々と勉強したり、とにかく色んな人に電話をして教えてもらったりして、約2年半で番頭に昇る事ができました。
この会社で頂点まで登りつめたので、これ以上求めるものはないと思い、新築の水道工事屋さんとして、28歳の時に独立しました。
一年間は一人でやると決めていたのですが、本当に仕事が無いのが怖くて、安くても良いから仕事がほしいと色々な事を請け負っていました。
一人でやっていた理由としては、今までは会社勤めだったので自分の実力が分からなかったのですが、一人でやってみて、どれだけ自分の力で稼げるのか、どれだけ自分の実力で仕事が回せるのか、という事を試したかったのです。その結果、事業拡大するか否かを判断しようと考えていました。
一年後、実際に蓋を開けてみたら赤字で、2年目はどうしようかなと思っていた矢先、ちょうどタイミングよく、前の会社で働いていた時のメンバー3名から、偶然にも弊社で働きたいという連絡がありました。
3名のうち、一人は同級生で、あとの二人は後輩なのですが、「松倉の事を助けるよ。」と言ってくれました。
そのような経緯から、現在は水道屋のみならず、視野を広げてリフォーム屋もしています。
私は、従業員教育にも力を入れ、番頭にバトンタッチをして、やっと社長業を中心に仕事ができるようになりました。
今振り返ってみると、一年目は売り上げがなかったのですが、従業員が増えた事によって、二年目は売り上げが4倍に伸びました。
本当に従業員がいなかったら、この会社は無いと思いますし、私も辞めています。二年目から、また一人でやるという気力はなかったですね。
ですので、あのタイミングで皆が来てくれた事に、本当に感謝しています。

株式会社松倉設工

全ての工程を一括して請け負う

━ 御社の事業内容を教えて下さい。

水回りの総合リフォームとして、水道工事がメインでライフラインを支えている会社です。
例えば、ユニットバスの入れ替えやキッチンを入れ替える事によってクロスの張替えが生じるのですが、まるごと自社で請け負っています。
また、ドアの交換や大工さんの床貼りなども含めて、“弊社で一括して承ります“というスタンスで下請会社に頼んでいます。
ですので、下請体制を作って効率よく動き、短期間でコストも落とす事ができるのが、弊社の強みです。

株式会社松倉設工

当たり前の事を当たり前に行う大切さ

━ 仕事をする上で心掛けている事を教えて下さい。

弊社は従業員が若いので、一般家庭のお客様に一番気を使っている事は、当たり前の事かもしれませんが、身だしなみと挨拶です。
また、お客様のご自宅に行ってコミュニケーションをどれだけ取れるか、作業する中でどれだけミスをしないかも重視しています。
弊社のスタンスは、“キレイなものを作る人間が、汚れた服装で来たらイメージが悪いよね。だから、キレイな服装で物を作りに行こうよ!“です。
私はいつも、「物を作るのはファッションからで、この人だったら託しても良いなという人になって、お客様と笑顔で会話をするように。」と伝えているので、従業員にも徐々にそれが定着してきて、よくお客様から、「若いのに凄いね。」と言われるようになりました。
私が知らないうちに、いつの間にか成長していたんですね(笑)

株式会社松倉設工

事業拡大に向け、走り続ける

━ 今後のビジョンを教えて下さい。

設立して3年目に入り、まだ世間様には知られていない会社なので、「リフォームといったら松倉だろ!!」と言われる位になり、「あのリフォーム屋さんって、オシャレだしカッコイイよね!!」と言われるようになる事が目標です。
そして、従業員に「この会社で良かった。」と言ってもらえるような会社を作るために、福利厚生を充実させたり、毎年社員旅行に行けるようにしたいです。

 

また、5年後には年商1億円になり、従業員も10名にしたいと考えています。今の働いているメンバーを管理職にして、その下に部下を付け、頑張った人には楽をさせ、フリーな時間で動けるというのを味わせてあげたいです。
私も皆がいたから社長業に専念できたり、ある意味で楽ができているので、同じ気持ちを味わせてあげたいと思っています。

PROFILE

株式会社松倉設工代表取締役 松倉 邦昌

1987年 長崎県生まれ
高校卒業後、運送会社に勤務。
その後、最初はアルバイトとして水道屋に勤め、
短期間で番頭まで昇格し、28歳で独立。
同年、“株式会社松倉設工”を設立し、現在に至る。

サイトURL
http://www.matsukurasetsukou.com/

2018年9月25日 公開

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