通常インタビュー

世界にたったひとりしかいないストーリーを短編小説で表現

株式会社ライフストーリー

代表取締役 築地隆佑

ライフストーリー作家®小説家

株式会社ライフストーリー 代表取締役 築地隆佑

中学生の頃から小説を書き続け、想いを伝えるプロの築地社長。
異業種交流会で企画運営を経験し、延べ3万人の経営者達と出会ってきたからこそ今があるとお話下さいました。
世の中に無い業種、ライフストーリー作家®とはどんなことをされているのか?伺いました。

(インタビュアー:髙木)

経営者向け、ブライダル向けの短編小説でそれぞれの想いを伝える

━ 御社について教えてください。

弊社の事業内容としては2つ柱があるのですが、1つ目は経営者の伝えたいけど伝えきれない事業への想いを10分で読める短編小説調の販促物を制作し、提供しています。

社長の想いを含めた人となりが分かるため、例えば周年記念品として活用する方を始め、見込みのお客様へ配布し「この人から買いたい」と思って頂けるように営業ツールとしても使える短編小説です。

サイズも文庫本サイズで20ページ程なので持ち運びやすく配布しやすいようにしています。 ときには人材募集をするときに会社案内として使って頂くことも可能ですから、差別化できるツールとして喜んで頂けています。

よくあるのが人材募集広告を出すときに紙媒体は特に文字数の制限もあり、採用情報はあるけれど会社の歴史や社長の人となりが良く分からない場合もあるので、応募する方へビジョンをきちんと伝えることで採用のミスマッチ防止としても活用できると思います。

それからご要望によりWEBでライフストーリーを公開もしています。その方を紹介する際に掲載ページを案内し、「このライフストーリーを読んでみてよ」とお伝えするだけで会いたくなるので、紹介ツールにもなります。

2つ目はブライダル向けのサービスとして新郎新婦の方へ出会いからプロポーズまでのストーリーを短編小説として制作し提供しています。

ボリュームとしては経営者向けと同じ文庫本サイズ20ページ程で、披露宴がはじまる前の待機時間に配布できますし、席次表に付けるプロフィール代わりにもなります。

プロフィールムービーを披露宴や二次会で流す方も多いですが、そこに出てくる風景や思い出のデート先を、この短編小説でも描くと、映像と文字がリンクし、感動的な演出ができると好評です。

紙なので披露宴が終わった後も、アルバム写真のように新郎新婦二人の思い出になりますからね。

最近ではブライダル企業やフリープランナーの方と提携していますので、今までインスタグラムや紹介での依頼が多かったのですが今後更に拡大する予定です。

株式会社ライフストーリー

自己開示し、良質な人間関係を構築する

━ 普段心がけている事は何かありますでしょうか?

そうですね、一人ひとりとじっくりインタビューし想いをズレのないよう丁寧に伝えるように心がけています。

人は世界にたったひとりしかいないのですから、経営者・新郎新婦でも同じストーリーはありません。

だからこそ私がその想いを引き出し、その人らしさが伝わる短編小説を創るようにしています。
また、そのためには、自分がまず過去をさらけ出し、話してもらいやすいように努めています。

それから飲むことも好きで、頻繁に経営者の方と飲みに行っています。仕事もプライベートも分け隔てなくお付き合いができる関係を築けるようにしています。

余談ですが、会社の設立祝いに税理士さんからお祝いは何が欲しい?と聞かれて「花は遠慮します」と言うとエナジードリンクを100缶ほど送って頂き、ありがたく毎日飲んでいます。そのぐらいフランクに話せる関係もできていますね。

株式会社ライフストーリー

小説家・ライター業界をかえる為、仲間を増やす

━ 今後の展開やビジョンを教えてください。

“ライフストーリー作家®”という商標登録も認定され、おかげ様で仕事の依頼も少しずつ増えていますし、小説家の業界を変えたいと思い活動しています。

どうしても閉鎖的な業界ですし、売れる小説家になるにはもの凄く狭き門になりチャンスが少ないので。
小説家だけではなくライターなど文章を書く仕事が好きな方へチャンスが広がるように、3年以内にはライフストーリー作家®協会を設立したいです。

私のノウハウや前職で培ったマーケティング・PRのスキルを提供し、自分の好きなことで生活していける方を増やし、一緒に全国でビジネスを拡大していけるようにしたいですね。

それから今後は結婚の後は出産される方も多いので、出産のストーリーも短編小説として提供したいと思います。

思い出は写真やデータに残すことも大事ですが、これからは紙媒体としても手元に残していただき、その良さを改めて感じてもらいたいですね。

ご自身が生きた証を、言葉として残し、その人がたとえ亡くなったとしても、誰かの記憶の中に生き続けてくれたら本望です。

PROFILE

株式会社ライフストーリー代表取締役 築地隆佑

2012年9月ベンチャー企業立ち上げ
2017年1月ライフストーリー作家として活動
2017年10月株式会社ライフストーリー創業

サイトURL

http://life-story.co.jp/

2018年9月5日 公開

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