通常インタビュー

「リノベーションを通じてハッピーになってほしい」
“リノ・ハピア”という社名に込めた想いで、お客様のご期待に応えてまいります。

リノ・ハピア株式会社

代表取締役 渡辺 清彦

マンション大規模修繕工事

リノ・ハピア株式会社 代表取締役 渡辺 清彦

会社に訪問させて頂くと、たくさんの賞状が飾られていました。
その事からも多方面にご活躍され、社会貢献に寄与されている事が分かります。
なぜ、素晴らしい功績を残せるのか、3代目社長である渡辺清彦社長にお聞きしました。
(インタビュアー:三上)

リノ・ハピア株式会社

先代の思いを受け継ぎながら、時代のニーズに合った経営

━ 御社を設立された経緯を教えて下さい。

最初は、私の祖父が商社のような仕事(安く買ったものを高く買ってくれるところに売る)で創業したのですが、当時は渡辺物産として海産物などの食べ物や接着剤を売っていました。
接着剤を売りに行っていた先が、新築現場のコンクリート基礎部分に穴を開けて鉄筋を建込み、接着剤を注入し固め、その上にコンクリートで基礎を増す現場でした。高度経済成長で職人不足もあり、物販だけでなく請負うようになりました。それから現在の事業内容に至る工事業が始まったと聞いています。
現在はマンション大規模修繕工事をメインにしているのですが、次々に建物が建っていく時代の変遷の中で、この業態にしていくきっかけは、先代である私の父が構築しました。
当時、人口増加に伴い、住む所が不足していました。国策として住む所を次々に増やしていこうと、住宅公団によって団地が多数建設されていきました。
団地を建てる時にも、接着剤を売っていましたが、昭和30年代からの建物のため、経年劣化に応じて維持、メンテナンスが必要になっていきました。
先代は、落下しそうな外壁の修繕、漏水補修などの小口修繕を効率よく行うビジネスモデルを作り上げました。その後、団地建物の劣化が激しくなり、大規模修繕工事が計画的に発注されるようになりました。サブゼネコンとして足場の組立から下地補修、シーリング、塗装、防水等の大規模修繕全般を行うようになりました。
私は、33歳の時に3代目として割と早く社長のバトンを貰いました。自信はありませんでしたが、先代バックアップや私より年上の先代のブレーンの方々、社員全員の協力のおかげで、3代目として今期で15期目を迎える事ができ、初代や先代の思いを受け継ぎながらも、私なりのやり方で、お客様の期待に応える事ができるように日々精進して参ります。

リノ・ハピア株式会社

優秀な職人だからこそ、仕上がりにムラがない

━ 御社の強みを教えて下さい。

集合住宅の大規模修繕を何十年と行っていますので、ノウハウや技術には自信があります。
また、工事に関しては、施工能力や起動力に自信があります。
職人については、一般的には外注先と契約をするのですが、40年近く同じ協力会社中心に行っていますので、仕事の質が変わらない事も強みです。

リノ・ハピア株式会社

全ては“喜び”と“笑顔”のために・・・

━ 渡辺社長が、仕事をする上で心掛けている事は何でしょうか。

先代から受け継いでいる「和」を大事にしています。
弊社のモットーは、“よく働き、よく遊ぶ”です。
これは先代の考えで、仕事はしっかりと行い、やる事をやったら皆で美味しい物を食べに行こう!!という意味です。
また、弊社はマンション大規模修繕工事がメインですので、最終的には居住者様に喜んでもらう事が大事になってきます。
弊社の社名“リノ・ハピア”には、そのような思いが込められています。
“リノ”は、性能や機能などをアップし、良い仕事をする。
“ハピア”は、ハッピーとピュアをかけ合わせた造語なのですが、特に“ピュア”には“正直に”という意味が込められています。
さらに弊社には、“建物を元気に、人を笑顔にする”というキャッチコピーがあり、専門工事業者のプロとして、品質に関しては絶対に良い仕事をする、そして、工事期間中は色々なご迷惑をお住まいの方々にかけてしまうが、最終的には喜んでもらう仕事をしよう、という思いを込めています。

リノ・ハピア株式会社

先代の思いを受け継ぎながら、今後はグローバルに生きる

━ 最後に、今後のビジョンを教えて下さい。

3年位前に、工事をやる会社ではなく、CADのアウトソーシングとして、フィリピンに現地法人を作り、さらに今年の5月には、CADのアウトソーシングだけでなく優秀なフィリピン人技術者を日本や台湾に派遣するビジネスまで育てていきたいです。日本とフィリピンの2国間だと一方通行になるため、台湾にも現地法人を作り、人、技術、市場を2国+1地域で発展させていくことが今後の目標です。外国で工事をやり成功している会社は数少ないので、弊社が成功事例になれると嬉しいです。

PROFILE

リノ・ハピア株式会社代表取締役 渡辺 清彦

1970年 東京都生まれ
祖父である初代社長が、昭和39年渡辺物産株式会社を設立。
その後、昭和50年に父が二代目社長として、
30年間渡辺物産株式会社を率いる。
平成16年に三代目社長として私が事業承継した後、
社名を“リノ・ハピア”に変更し、
三代目社長として今期で15期目を迎える。

サイトURL
http://reno-happia.co.jp/

2018年10月18日 公開

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