諦めなければ、道はできる。不動産と福祉を通じて可能性を広げる
有限会社リアルティ・オカザキ
岡崎 清春
不動産業

どのような状況でも可能性を探し、挑戦を重ねてきた岡崎様。ご自身の経験を、不動産と福祉を通じて人のために生かす姿勢が印象的でした。 (インタビュアー:平柳)
生後8カ月のとき、高熱によるけいれんが原因で身体にハンディを負い、車椅子で生活するようになりました。高校卒業後は大学進学を希望していましたが、当時は障がい者を受け入れる体制が十分に整っておらず、進学を断念しました。その後、父が経営する不動産会社へ入社しました。23歳で親元を離れて自立した生活を始めると同時に、不動産会社を設立し、代表取締役に就任しました。その会社は約18年間経営した後に閉じ、現在は有限会社リアルティ・オカザキの専務取締役と、インテグレーション合同会社の代表社員を務めています。
「できないことがあれば、どうしたらできるようになるのか」を考え、諦めずに行動することです。たとえ99%無理だと思えることでも、1%の可能性があるなら挑戦します。宅地建物取引士の試験には19歳から独学で挑戦し、7回目で合格しました。6回不合格になっても、諦めるという選択肢はありませんでした。私が大切にしているのは、「努力は自分がするもの、結果は付いてくるもの、評価は他人がするもの」という考えです。失敗や挫折も数多く経験しましたが、そのたびに別の方法を考え、乗り越えてきました。
不動産と福祉の両方に携わってきた経験を生かし、住まいに困っている方を幅広く支えられることが強みです。私自身、車椅子で生活し、言語障がいもあります。そのため、仕事でコミュニケーションを取ることに苦労する場面もありました。それでも、相手に伝わらなければ、理解してもらえるまで何度でも根気強く伝えてきました。今では、車椅子や言語障がいをマイナスではなく、他の人にはない視点や経験を持つ自分ならではの強みだと捉えています。地域とのつながりを大切にしながら、一人ひとりの状況に応じたサポートを心がけています。
これまでの人生をまとめた自叙伝を出版し、「諦めなければ道はできる」ということを多くの方に伝えていきたいと考えています。また、スウェーデンの福祉施設や学校、住宅を視察した経験、フィリピン・セブ島での小学校建設、障がい福祉事業など、これまでに得た知識や経験、人とのつながりも今後の活動に生かしていきたいです。不動産と福祉をつなぎ、住まいや仕事に困難を抱える方が、諦めずに新しい一歩を踏み出せる環境をつくること。そして、障がいがあるからできないのではなく、障がいがあるからこそできることもあると発信し、一人ひとりの夢の実現を支えていきたいと思っています。僕の前には道はない、僕の後に道はできる。そんな思いを持ちながら、これからも諦めずに自分の道をつくっていきたいです。
PROFILE
有限会社リアルティ・オカザキ岡崎 清春
【住所】
〒335-0003
埼玉県蕨市南町2丁目16−5
【URL】
https://fudousan-realtyokazaki.com/
2026年9月10日 公開





有限会社リアルティ・オカザキでは、地域に密着し、不動産の売買・仲介・賃貸・管理を中心に、空き家管理やリフォームなど、不動産に関する幅広いご相談に対応しています。また、インテグレーション合同会社では、これまで障がい福祉サービス事業に携わってきた経験を生かし、福祉事業者へのアドバイスやサポートを行っています。生活保護を受けている方など、住まい探しの選択肢が限られやすい方への支援にも取り組んでいます。これまでには、視覚障がい者を雇用したマッサージ治療院や、障がい者向けのパソコン教室、居宅介護、重度訪問介護、移動支援、放課後等デイサービスなど、さまざまな福祉事業にも携わってきました。